投資情報-テクニカル

2011年07月08日

相場全体が底打ちから上昇トレンド入りしつつあるなか、目先的には信用取り組み面で妙味のある低信用倍率銘柄に注目してみたい。

日経平均株価は、既に心理的節目の1万円がサポートラインとなりつつあるようだ。こうしたことから、この先相場がそれほど下がらないとの見方が広がり、相場全体に一段と上値を試すというムードが高まってくれば、信用取引を行なっている投資家で売り建玉を保有している「売り方」は損失覚悟の買戻しを迫られる可能性があるかもしれない。

特に好業績観測が強い銘柄などに売り残が積み上がる傾向(株価が上昇しているので、この先さらに上昇する可能性は薄いのではないかとして、売りが増えるため)がある。今後、7月下旬から始まる決算シーズンに向けて、業績などファンダメンタルズに関するニュースが増加するとみられ、さらなる好業績発表などにより、株価がさらに上昇する可能性があるかもしれない。

従って、相場の先高期待が続けば、低信用倍率銘柄には買い戻し圧力が強まる可能性がありそうだ。以下には、日経平均採用の225銘柄を低信用倍率順にランキングいしているので、銘柄選定の参考とされたい。「岡三ネットトレーダー」では、買い残や売り残の増加や減少に加え、市場や業種で絞ることによって様々なランキングを出すことが出来るので、各自で試していただきたい。さらに、ランキングの銘柄のチャートや信用情報が簡単に順次確認出来るので、これも活用いただきたい。(稲田)

Sinyo0708

<低信用倍率ランキング(日経平均採用225銘柄から)

0 コード 銘柄名 信用倍率 株価(7/8) 前日比(率)
1 3865 北越紀州 0.04 521 6(+1.17%)
2 7733 オリンパス 0.10 2,743 3(+0.11%)
3 2282 日ハム 0.11 1,156 -5(-0.43%)
4 2502 アサヒ 0.11 1,632 -6(-0.37%)
5 9007 小田急 0.11 655 4(+0.61%)
6 9766 コナミ 0.11 1,989 -2(-0.10%)
7 4324 電通 0.13 2,452 92(+3.90%)
8 6954 ファナック 0.13 14,200 130(+0.92%)
9 8355 静岡銀 0.13 758 -6(-0.79%)
10 9602 東宝 0.16 1,365 11(+0.81%)
11 5101 浜ゴム 0.17 477 -1(-0.21%)
12 1721 コムシスHD 0.18 812 3(+0.37%)
13 6841 横河電 0.19 722 3(+0.42%)
14 8331 千葉銀 0.19 512 1(+0.20%)
15 2002 日清粉G 0.20 1,009 -9(-0.88%)
16 7205 日野自 0.20 477 9(+1.92%)
17 8270 ユニー 0.20 785 6(+0.77%)
18 8630 NKSJHD 0.22 538 -2(-0.37%)
19 8252 丸井G 0.23 630 6(+0.96%)
20 9301 三菱倉 0.23 935 13(+1.41%)
21 3861 王子紙 0.24 411 4(+0.98%)
22 4506 大日住薬 0.26 780 8(+1.04%)
23 9433 KDDI 0.26 573,000 -1,000(-0.17%)
24 5108 ブリヂス 0.27 1,954 -10(-0.51%)
25 3382 7&iHD 0.30 2,247 29(+1.31%)
26 4452 花王 0.30 2,156 14(+0.65%)
27 6473 ジェイテクト 0.30 1,192 7(+0.59%)
28 9021 JR西 0.30 3,260 -40(-1.21%)
29 2871 ニチレイ 0.34 354 -2(-0.56%)
30 9983 ファーストリテ 0.34 13,290 250(+1.92%)
31 9735 セコム 0.35 3,900 5(+0.13%)
32 2801 キッコマン 0.37 867 2(+0.23%)
33 8795 T&DHD 0.38 2,035 14(+0.69%)
34 8830 住友不 0.40 1,907 3(+0.16%)
35 3099 ミツコシイセタン 0.41 808 1(+0.12%)
36 9064 ヤマトHD 0.41 1,321 14(+1.07%)
37 8233 高島屋 0.42 578 2(+0.35%)
38 8725 MS&AD 0.45 1,984 6(+0.30%)
39 3086 Jフロント 0.46 371 1(+0.27%)
40 9005 東急 0.48 345 3(+0.88%)
41 9009 京成 0.48 489 5(+1.03%)
42 6366 千代化工建 0.49 963 24(+2.56%)
43 5407 日新鋼 0.51 157 1(+0.64%)
44 6902 デンソー 0.51 2,923 9(+0.31%)
45 8267 イオン 0.52 983 10(+1.03%)
46 8253 クレセゾン 0.53 1,373 -5(-0.36%)
47 6471 日本精工 0.54 802 -7(-0.87%)
48 1963 日揮 0.55 2,310 10(+0.43%)
49 2269 明治HD 0.55 3,450 -10(-0.29%)
50 2531 宝HLD 0.57 427 0(0.00%)


okasan_online at 15:13コメント(0) 

2011年06月08日

日本株の出来高や売買代金は引き続き低迷が続いていますが、東証1部全体のPBRが1.0倍となるなど、徐々に底堅さが出てくる状況になりつつあります。ただ、株価がこの先上昇トレンドに入るかどうかはまだ分かりません。しかし、一般的には「出来高は株価に先行する」ともいわれており、個別株の出来高の増加を注意深くウオッチする段階に入ってきたかもしれません。

当社の「岡三ネットトレーダー」の「ランキング」では出来高が表示可能ですが、そのなかで、「出来高急増(5日出来高移動平均からの乖離率)」によるランキングは直近の出来高の増加をとらえるために有効です。

RankNK-1

以下は、日経平均採用銘柄の出来高乖離率のランキングです。(他の市場や業種でも絞り込むことができます)


コード銘柄 乖離率(%) 株価(6/8) 前日比(率)
1 9107 川崎船 274.3 264 3(+1.15%)
2 4324 電通 112.4 2,065 -63(-2.96%)
3 9104 商船三井 108.5 415 2(+0.48%)
4 5701 日軽金 101.7 154 3(+1.99%)
5 5232 住友大阪 98.3 204 6(+3.03%)
6 6702 富士通 82.0 437 13(+3.07%)
7 3101 洋紡 76.0 110 -2(-1.79%)
8 2801 キッコマン 68.8 787 -13(-1.63%)
9 4042 東ソー 64.3 311 -5(-1.58%)
10 7261 マツダ 59.3 194 -4(-2.02%)
11 6366 千代化工建 57.0 936 25(+2.74%)
12 8332 横浜銀 55.7 382 5(+1.33%)
13 9001 東武 50.9 307 4(+1.32%)
14 7267 ホンダ 48.7 2,980 -40(-1.32%)
15 9412 スカパーJ 48.5 30,650 -350(-1.13%)
16 5802 住友電工 44.5 1,109 -13(-1.16%)
17 9432 NTT 42.1 3,835 50(+1.32%)
18 9101 郵船 41.4 294 4(+1.38%)
19 6762 TDK 39.4 4,435 100(+2.31%)
20 6361 荏原製 38.3 432 11(+2.61%)
21 8815 東急不 35.9 343 -9(-2.56%)
22 8267 イオン 34.5 893 -10(-1.11%)
23 2282 日ハム 31.8 1,075 -18(-1.65%)
24 6504 富士電機 29.0 241 3(+1.26%)
25 8804 東建物 28.9 270 -4(-1.46%)
26 4208 宇部興 25.6 246 1(+0.41%)
27 5711 三菱マ 21.8 237 2(+0.85%)
28 1963 日揮 20.4 2,240 21(+0.95%)
29 7733 オリンパス 19.6 2,481 44(+1.81%)
30 4004 昭電工 17.8 165 4(+2.48%)

さらに、以下の分析チャートは株価と出来高+出来高テクニカル分析(OBV、VR、VMAO)のグラフを表示しています。ランキングと個別分析チャートを表示して、銘柄分析をしてみてください。底打ち、反転の動きを示しつつある銘柄が見つかると思います。

9107-1

個別チャートの「テクニカルチャート解説」と「岡三ネットトレーダーステップアップ活用術」にもこれらのテクニカル指標の解説や使い方がありますので参考にしてください。(稲田)

「テクニカルチャート解説」
http://trade.okasan-online.rich-direct.jp/chart_help/frame.html
「岡三ネットトレーダーステップアップ活用術」
http://www.okasan-online.co.jp/ont/use/stepup/



okasan_online at 17:06コメント(0) 

2010年12月08日

銘柄選定および売り買いのタイミングをはかるうえで、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析をどのように生かすかは重要なポイントです。

銘柄選定に(1)ファンダメンタルズ分析を行った後にテクニカル分析でさらにピックアップする場合と(2)テクニカル分析を行った後にファンダメンタルズ分析でピックアップする場合を考えてみましょう。

(1)ファンダメンタルズ→テクニカル

最初に、ファンダメンタルズ分析で買い銘柄(売り銘柄の場合もあるが、ファンダメンタルズ分析での売り情報は少ない)を探すことになりますが、ニュースや企業業績発表、アナリストレーティング情報で銘柄を選別する場合、株価がすでに動いてしまってから情報を入手することになる場合が多いようです。従って、直近の買い銘柄を選定してからテクニカル分析をしても、割高となり、買い銘柄候補とはならない場合があります。

ファンダメンタルズは短期間ではそれほど変わらないので、ニュースが出た後、すぐに対応するよりも、ある期間経った後にファンダメンタルズが変わらないことを確認した後、テクニカル分析で現状の株価を判断する方が良いかもしれません。

もう一つ、ファンダメンタルズ分析でピックアップした銘柄の流動性が少なく、売り買いが自由にできない場合に問題が発生する可能性もあります。

(2)テクニカル→ファンダメンタルズ

テクニカル分析で買いタイミング(売りタイミングも可能)の銘柄をピックアップして、その後ファンダメンタルズ分析を行う場合の問題点は、ピックアップした銘柄のファンダメンタルズ情報が必ずあるとは限らない点です。テクニカル分析でピックアップしてもファンダメンタルズ情報が古かったり、アナリストのフォローが無かったり、業績の数字程度しか公開情報が無い場合などファンダメンタルズ分析をすることができないこともあります。

また、主力企業などはファンダメンタルズで株価が動くよりはマーケット全般の動きに影響されることが多いと思われます。

さらに、アナリストレーティングなどはネガティブなレーティングを付けることは少なく、テクニカル分析でピックアップしてもファンダメンタルズ分析はあまり役に立たない可能性があります。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を使った場合の問題点などを挙げてきましたが、もし両方の分析手法が融合できた場合の株価パフォーマンスはかなり良くなる可能性が高いと思われますので、うまく活用してください。

岡三レーティング情報などから銘柄をピックアップして、さらに「岡三ネットトレーダープレミアム」の「チャート分析」と「企業分析ナビ」でタイミングをはかる方法は銘柄選定において非常に効率的だと思われます。


当社のWebサイトのログイン後限定ですが、岡三証券の企業調査部の森田アナリスト(ゲーム関連ではトップアナリスト)のWebセミナーを本日より見ることが出来ます。

解説している銘柄は(7974)任天堂です。

ぜひ、ご覧いただきたいと思います。

Webセミナーのお知らせ
http://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/webseminar/2010/2010-12-08/

ログインはコチラ
https://j-trading.okasan-online.co.jp/web/



okasan_online at 20:00コメント(0) 

2010年11月22日

ヘッドアンドショルダー=逆三尊とは、チャートの形の一つであり、一般的にはなかなか現れないが、この形が下げ相場の安値圏で出ると、底入れした可能性が高く、相場がトレンド転換する可能性が高いといわれています。

日経平均株価のチャート
NK225-20101122-HS

そこで今回はその底値と思われる8/31から本日までの上昇率ランキング(日経平均採用225銘柄)を作ってみました。ご参考まで!

8/31-11/22(本日終値)上昇率ランキング(A)

NK225-Ranking20

上記のランキングは逆三尊のボトムから本日の終値までの上昇率ランキング(A)です。この間の日経平均株価の上昇率は14.63%でした。また、日経平均採用225銘柄のうち上昇している銘柄数は193銘柄、このうち日経平均株価の上昇率以上上がっている銘柄は92銘柄でした。

上昇率トップは日本精工(6471)の41.92%となってます。上昇ランキングの上位は輸出関連やハイテク関連などでした。

また、参考までにショルダー(右の底値)からの上昇率(11/1-11/22(B))の上昇率も載せておきました。



okasan_online at 20:30コメント(0) 

2010年11月10日

これまでさまざまなトレーディング手法を紹介してきましたが、実際のところトレーディングに複雑怪奇な手法は必要ないと思われます。さまざまなトレーディング手法のなかでブレイクアウトとリバーサルに代表的なテクニカル手法を組み合わせるだけで十分に利益が期待できるトレーディング手法が出来上がるのではないかと思います。

必要なことは、いかにしてこれらのトレーディング手法を実践に活用するかです。トレーディングにおける成功は知識を習得し、準備を重ね、チャンスを生かすことが必要不可欠なことです。同じようなシステムを利用しているトレーダーの一方が成功し、他方が失敗することは日常茶飯事です。

どうしてこのようなことが起きるかというと、根本的には信念の違いにあるような気がします。最終的に勝つことができるとの信念をもって、自分が決めたトレーディング手法(これまでもトレーディング手法に資金管理などを含めたトータルのシステムを「トレーディングシステム」と定義しています)を継続する必要があると思います。本来、一度決定したトレーディング手法を継続することは非常に困難なことなのです。

少しでも負けがこんでくると不安になり、途中でトレーディング手法のルールを変えてしまうトレーダーが多いのです。そのためには自分が選んだトレード手法が最終的にはうまくいくと確信していないと難しいのではないでしょうか。もちろん、そのためには過去の検証も必要ですし、トレーディングに対するテクニカル的な知識はもちろん、トレーディングにおける投資心理も重要な要因だと思います。

自分で検証をしてエッジ(優位性)を高める努力を続けながら、決定したトレーディング手法を愚直に続けることが結果的に勝てるトレーダーになる条件のような気がします。

とにかく、スタートするときは検証が必要ですが、一度決めたらブレないことも重要な要素です。

もし、さまざまなトレーディング手法がかちあって、どれを選択したらよいか迷った場合は基本に立ち戻ってシンプルなトレーディング手法に戻ることが最も良い解決方法だと思います。シンプルなトレーディング手法とはブレイクアウトとリバーサルに節目(サポートラインとレジスタンスライン)の概念を加えたものだと思われます。

シンプル・イズ・ベストです。


okasan_online at 19:45コメント(0) 

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プロフィール
石黒 洋一(いしぐろ よういち)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部 次長

石黒洋一

【経歴】
1993年早稲田大学社会科学部卒業後、城南信用金庫、もしもしホットライン(現リライアコミュニケーション)を経て、2006年に岡三オンライン証券入社。

売買データや株価データ等を活用し、個人投資家の投資動向を絡めた独自の投資情報を発信。
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