投資情報-ファンダメンタルズ

2011年03月05日

上場企業の約75%は3月が決算期になります。東証統計月報によると、昨年3月の決算会社数は1576社ですから、今年の3月も同じレベルの企業が3月決算を迎えることになると思われます。

Kessan
 
そして決算期といえば、配当株主優待です。
配当は企業が得た利益の一部を株主に還元するために、年に1、2回程度株主に支払われるお金のことであり、株主優待は一般的に自社の商品、施設、また貰って困らない「お米」や「商品券」「ギフトカード」などを配布してくれるものです。両方とも株主にとっては投資をするうえでの楽しみの一つとなります。

そして、3月決算企業の場合、この配当や株主優待を受け取る権利は3月の権利付最終売買日3月28日(月)に株式を保有していれば良いのです。この日に株を保有していれば権利確定日前に売却をしても配当や株主優待をもらうことが可能なのです。

ただ、注意していただきたいのは、配当の支払いだけを考えると、株主の利益には中立です。つまり、基本的に株価は配当落ち日にはその配当分だけ下がるのが原則です。権利落ち日の前は株価に配当予定分の現金が加わっているのですが、権利落ち日以降に株を買った人は、この現金は他の誰かのものになることが決まっているのでその分がちょうど割り引かれます。つまり配当をもらう株主は、配当では得するが、株価の下落で損するので差し引きゼロとなります。ただ、実際は配当落ち日の株価はその日の相場状況によってどのようになるかは分からない部分もあります。ここのところは、注意するべきポイントになると思われます。

配当利回り(配当/株価)のランキングや株主優待の情報などは当社の「岡三ネットトレーダープレミアム」で見ることが可能性ですので、ぜひ投資の参考になさっていただけたらと思います。

さらにもう一つ当社が取り扱っている「くりっく株365」の日経225証拠金取引についても株式同様の配当金受取があります。そして、基本的な考え方は株式の配当と同じですので非常に分かりやすいところがメリットです。

KK365

「くりっく株365」の詳細については当社のWebサイトをご覧いただきたいのですが、日経証拠金取引はデリバティブ商品ですので、売買単位1枚(指数の100倍)を約3万円の証拠金で売買することが可能です。日経平均株価の3月末配当落ち分は80~90円前後であり、売買単位を考慮すると3万円の証拠金で約8000~9000円の配当金が権利確定翌日に手に入ることになります。

もちろん、配当分は株価指数の下落で相殺されるはずなので、投資家にとっては中立要因ではあります。ただ、現物の株価が配当取りの動きでにぎわう可能性があることから、日本株取引をやっておられる投資家も「くりっく株365」を投資対象の一つとして考えていただくと投資のチャンスが増える可能性があります。

当社では、日本株取引以外にも、先物・オプション取引、FX(為替証拠金取引)「岡三オンラインFX(取引所FX「くりっく365」)、岡三アクティブFX(店頭FX)などの投資商品を取り扱っています「くりっく株365」はその中でも、日本株投資を行っておられる投資家に分かりやすいデリバティブ商品となっていますので、純粋な投資はもちろんのこと、ヘッジなどにもうまくご利用いただくと投資の幅が広がる可能性があります。



okasan_online at 09:00コメント(0) 

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プロフィール
石黒 洋一(いしぐろ よういち)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部 次長

石黒洋一

【経歴】
1993年早稲田大学社会科学部卒業後、城南信用金庫、もしもしホットライン(現リライアコミュニケーション)を経て、2006年に岡三オンライン証券入社。

売買データや株価データ等を活用し、個人投資家の投資動向を絡めた独自の投資情報を発信。
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