データが未来を左右するNo.4 ~為替の動きからイベント投資を考える~

2018年06月14日


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イタリアをはじめとした南欧諸国における不透明感などのリスクが後退し、ユーロが急反発してきました。今週は海外イベントも目白押しで、色々なケースを考慮してポジション調整を迫られる場面があるかもしれません。そんな中、どんな「サプライズ」があっても冷静に対応することが出来るよう、「為替の動きからイベント投資を考える」をテーマに、イベント投資についてご紹介したいと思います。

ユーロ上昇時に期待値の高い業種は?

まずは日経平均指数とマザーズ指数の同期間のチャートを見てみましょう。

ユーロ円
1

直近のユーロ急上昇(ユーロ高・円安)局面(5月30日~6月7日)における、東証1部のうち流動性の高い銘柄で選出(※1)した業種の期待値ランキングは以下のようになりました。
(※1:株価100円超、売買代金10日移動平均が5億円以上)

2

では、ユーロの急激な動きが止まった場合は、これらの業種が下落率のランキングに入ってくるのでしょうか。様々な相場環境において個別の因果関係(相関)があるので一概には言えませんが、今度はFOMCなどのイベントに絡めて、もっと身近なドル円で検証してみましょう。

ドル円で検証!円安時に期待できる銘柄・円高時に期待ができる銘柄とは

冒頭でも触れたように、ここ数日は為替に影響を及ぼすと想定される重要なイベントが多くあります。6月8~9日にはG7首脳会談、6月12日に米朝首脳会談を通過。6月12~13日でFOMC、6月14日にはECB理事会、6月14日~15日に日銀決定会合というように、重要イベントが目白押しです。

直近の為替市場では、ドル円が3月26日に104.55円から5月21日111.39円をつけた後、110円近くでイベントの到来を待ち構えています。

ドル円
3

今回は、チャートの動きに合わせて4つの期間に分けて探っていきます。4つの期間とは、①円高局面(2018年1月5日~3月23日)、②円安局面(2018年3月26日~5月21日)、③円高局面(2018年5月21日~5月29日)、④円安局面(2018年5月30日~6月7日)です。
先程と同様にそれぞれの期間における業種の動きを見てみると以下のようになります。

円高円安

上の図は円高局面(①1/5~3/23と③5/21~5/29)に下落した10業種、下の図は円安局面(②3/26~5/21と④5/30~6/7)に上昇した10業種を表しています。
黄色で示されている業種は、円高の異なる期間それぞれ(①1/5~3/23と③5/21~5/29)、円安の異なる期間それぞれ(②3/26~5/21と④5/30~6/7)に共通してランキングの中に入ってきている業種です。
イベントによって、今後はドル円が円高に動くか、円安に動くか。為替が動いた際にどの様に対応したらよいか、判断の参考にしていただけたらと思います。
今回の検証で円高局面と円安局面のどちらにも共通して入っている業種は、緑色の「鉄鋼」、「輸送用機器」となりました。このことから、データ分析の結果によると、円高を予測する場合は「鉄鋼・輸送用機器売り」、円安を予測する場合は「鉄鋼・輸送用機器買い」が有効な手法だということがわかります。

【鉄鋼・輸送用機器に属する主な銘柄】
銘柄①

銘柄②

※4つの期間において、パフォーマンスの良かった銘柄をピックアップ

6月のFOMCでFRBが利上げを決定した場合、円安・ドル高になると考えられていますが、G7首脳会議、米朝首脳会談、ECB理事会、日銀決定会合などの開催も考慮すると、実際に予想どおり動くかどうかはわかりません。とはいえ、動いたときにどうするか、イベント投資について考える良い機会でもあります。頭の中でシナリオを描いた上で、どんな局面にも対応できる準備をしておくといいかもしれません。

取り扱い金融商品に関する留意事項

  • 商号:岡三オンライン証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第52号
  • 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会
  • リスク:【株式等】株価変動による値下りの損失を被るリスクがあります。信用取引、先物取引、オプション取引および株価指数証拠金取引では投資金額(保証金・証拠金)を上回る損失を被る場合があります。株価は、発行会社の業績、財務状況や金利情勢等様々な要因に影響され、損失を被る場合があります。投資信託、不動産投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等は、裏付け資産の評価額(指数連動型の場合は日経平均株価・TOPIX等)等、先物取引、オプション取引および株価指数証拠金取引は対象指数等の変化に伴う価格変動のリスクがあります。外国市場については、為替変動や地域情勢等により損失を被る場合があります。上場新株予約権証券は、上場期間・権利行使期間が短期間の期限付きの有価証券であり、上場期間内に売却するか権利行使期間内に行使しなければその価値を失い、また、権利行使による株式の取得には所定の金額の払込みが必要です。株価指数証拠金取引では建玉を保有し続けることにより金利相当額・配当相当額の受け払いが発生します。【外貨建て債券】債券の価格は基本的に市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還の前に売却すると損失を被る場合がございます。また、額面金額を超えて購入すると償還時に損失を被る場合がございます。債券の発行者又は債券の元利金の支払いを保証している者の財務状態の悪化等により、債券の価格が変動し損失を被る場合がございます。債券の発行者又は債券の元利金の支払いを保証している者の財務状態の悪化等により元本や利子の支払いが滞り損失を被る場合がございます。外貨建て債券は外国為替相場の変動などにより、円換算でのお受取金額が減少する恐れがあります。これにより円換算で投資元本を割込み、損失を被る場合がございます。【FX】外国為替証拠金取引(以下、「FX」という。)は預託した証拠金の額を超える取引ができるため、対象通貨の為替相場の変動により損益が大きく変動し、投資元本(証拠金)を上回る損失を被る場合があります。外貨間取引は、対象通貨の対円相場の変動により決済時の証拠金授受の額が増減する可能性があります。対象通貨の金利変動等によりスワップポイントの受取額が増減する可能性があります。ポジションを構成する金利水準が逆転した場合、スワップポイントの受取から支払に転じる可能性があります。為替相場の急変時等に取引を行うことができず不測の損害が発生する可能性があります。【各商品共通】システム、通信回線等の障害により発注、執行等ができず機会利益が失われる可能性があります。
  • 保証金・証拠金:【信用】最低委託保証金30万円が必要です。信用取引は委託保証金の額を上回る取引が可能であり、取引額の30%以上の委託保証金が必要です。【先物・オプション】発注必要証拠金および最低維持証拠金は、「(SPAN証拠金額×当社が定める掛け目)-ネットオプション価値の総額」とし、選択取引コース・取引時間によって掛け目は異なります。当社のWebサイトをご確認ください。また、変更の都度、当社のWebサイトに掲載いたします。【株価指数証拠金取引】発注証拠金(必要証拠金)は、株価指数ごとに異なり、取引所により定められた証拠金基準額となります。Webサイトで最新のものをご確認ください。【FX】個人のお客様の発注証拠金(必要証拠金)は、取引所FXでは、取引所が定める証拠金基準額に選択レバレッジコースに応じた所要額を加えた額とし、店頭FXでは、取引金額(為替レート×取引数量)× 4%以上の額とします。法人のお客様の発注証拠金(必要証拠金)は、取引所FXでは、取引所が定める証拠金基準額とし、店頭FXでは、取引金額(為替レート×取引数量)×金融先物取引業協会が公表する数値とします。発注証拠金に対して、取引所FXでは、1取引単位(1万又は10万通貨)、店頭FXでは、1取引単位(1,000通貨)の取引が可能です。発注証拠金・取引単位は通貨ごとに異なります。Webサイトで最新のものをご確認ください。
  • 手数料等諸費用の概要(表示は全て税込・上限金額):【日本株】個人のお客様の取引手数料には1注文の約定代金に応じたワンショットと1日の合計約定代金に応じた定額プランがあります。法人のお客様は1注文の約定代金に応じたワンショットのみとなります。ワンショットの上限手数料は現物取引で3,240円、信用取引で1,296円。定額プランの手数料は現物取引の場合、約定代金100万円以下で上限864円、以降約定代金100万円ごとに540円加算、また、信用取引の場合、約定代金200万円以下で上限1,080円、以降約定代金100万円ごとに324円加算します。手数料プランは変更可能です。信用取引手数料は月間売買実績により段階的減額があります。信用取引には金利、管理費、権利処理等手数料、品貸料、貸株料の諸費用が必要です。【上場新株予約権証券】日本株に準じます。【中国株】国内取引手数料は約定金額の1.08%(最低手数料5,400円)。この他に香港印紙税、取引所手数料、取引所税、現地決済費用の諸費用が必要です。売買にあたり円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。【外貨建て債券】外貨建て債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。外貨建て債券の売買、償還等にあたり、円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。【先物】取引手数料は、通常取引コースの場合、日経225先物が1枚につき324円(取引枚数により段階的減額あり)、日経225mini、ミニTOPIX先物、東証REIT指数先物、TOPIX Core30先物、東証マザーズ指数先物、JPX日経インデックス400先物が1枚につき43円、TOPIX先物、日経平均VI先物が1枚につき324円、NYダウ先物が1枚につき864円。アクティブ先物取引コースの場合、日経225先物が1枚につき270円、日経225miniが1枚につき27円です。【オプション】取引手数料は、日経225オプションが約定代金に対して0.1728%(最低手数料216円)、TOPIXオプションが約定代金に対して0.216%(最低手数料216円)です。【株価指数証拠金取引】取引手数料は、1枚につき153円です。【投資信託】お申込みにあたっては、当該金額に対して最大3.78%の申込手数料をいただきます。換金時には基準価額に対して最大0.75%の信託財産留保金をご負担いただく場合があります。信託財産の純資産総額に対する信託報酬(最大2.484%(年率))、その他の費用を間接的にご負担いただきます。また、運用成績により成功報酬をご負担いただく場合があります。詳細は目論見書でご確認ください。【FX】取引所FXの取引手数料は、くりっく365が無料、くりっく365ラージが1枚につき1,000円です。店頭FXの取引手数料は無料です。スプレッドは、通貨ごとに異なり、為替相場によって変動します。Webサイトで最新のものをご確認ください。
  • お取引の最終決定は、契約締結前交付書面、目論見書等およびWebサイト上の説明事項等をよくお読みいただき、ご自身の判断と責任で行ってください。




okasan_online at 13:39コメント(0) 

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