1月17日前引け 日経平均-103.10円「前場の日経平均は3営業日ぶりに反落。米国株安や円高に振れたことを嫌気するも、下げ幅縮小」
2018年01月17日
前場の日経平均は3営業日ぶりに反落。
昨晩の米国株式市場で主要3指数が揃って下落したことや対ドルで円高に振れたことが嫌気され、朝方の日経平均は売り優勢で取引を開始。寄り付き後は売りに押され、日経平均の下げ幅は一時200円を超える場面も見られた。しかし、下値では押し目買いが入り前引けにかけてじりじりと下げ幅を縮小している。結局、103円安の23,848円で前場の取引を終えている。
東証33業種中、上昇したのは11業種、下落したのは22業種であった。上昇率1位は金属製品、2位パルプ・紙、3位食料品。下落率1位は鉱業、2位石油・石炭製品、3位海運業。日経平均採用銘柄の上昇率1位はアドバンテス、2位TDK、3位三菱電。下落率1位はファナック、2位国際帝石、3位大日住薬であった。
物色面では、原油先物が下落していることを受けて、国際帝石やコスモエネHDなどの石油株が軟調に推移しているほか、三菱マやDOWAなどの非鉄株も下落している。また、ミツコシイセタンや丸井Gなどの百貨店株、新日鉄住やJFEHDなどの鉄鋼株も弱含んでいる。個別では、ビットコインの急落を受けてGMOやSBIなどの仮想通貨関連銘柄が大幅安となっているほか、冴えない決算を発表したホギメディも売られている。その他では、日経平均寄与度の大きいファナックやファーストリテイなどが冴えない動きとなっている。
半面、SUMCOやアドバンテなどの半導体関連株が堅調に推移しているほか、資生堂やポーラオルHDなどの化粧品株も上昇している。キリンHDやカゴメなどの食品株もしっかりで推移している。個別では、外資系証券が目標株価を引き上げたM&Aキャピが急騰しているほか、17年4-12月期営業利益が前年同期比9割増の400億円程度と報じられたディスコも強い動きとなっている。
値上がり銘柄数は615。値下がり銘柄数は1,348、変わらず100。

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