相場における勝率の意味

2010年12月03日

株式投資をしたとき、株価は自分の買い値に対して、上昇したか、下落したか、しかないのですから、勝率は50%となります。

本当でしょうか?

株価が上がるか、下がるかでしかないので確率は1/2、つまり50%ということになります。しかし、ロスカットを入れる場合、その確率は50%よりかなり落ちるのではないかと思います。

エントリーからエグジットまでを一つの投資期間と考えてみたいと思います。単純化するために、1000円の株価を買い、1100円で売ったとすれば、100円分が利益となります。しかし、この利益は買いから売りまでの株価の動きを全く考慮していません。期間が長ければ、1000円の株価が500円となり、その後1100まで戻ることは十分考えられます。もちろん、スイングトレードやデイトレードなど期間が短い場合は1000円が500円になることは無い(1日の値幅制限がある)のですが、その場合はロスカット幅が小さくなるはずです。つまり、結果として利益が出る場合でも、ロスカットを入れると勝率はかなり落ちると思われます。

さらに、株価は上がるか下がるかですが、一般的にはトレンドを持つ場合が多いと思います。もし、現物取引に限定した場合、下がるトレンドが続いている場合は利益を得ることはかなり難しくなります。信用取引で「売り」も「買い」も出来る場合でなくては、こちらも確率は50%を割ってしまうことになります。

つまり、株式投資は売りか買いか、株価は上がるか下がるか、なので勝率が50%だと思うことには無理があるようです。特に、ロスカットを入れる場合、浅めのロスカットにするとかなりの確率でロスカットに引っ掛かってしまい、勝率は極端に落ちてしまう可能性があります。一方で、ロスカットを入れない株式投資は危険すぎます。結果的に勝率は1/2よりも低い可能性が高いのですから、利益が出るときに大きく利益を取りにいく必要があるのです。「損は切って、利は伸ばせ」なのかもしれません。

よく、勝率80%の投資法などというものがありますが、信用するのはかなり危険だと思われます。勝率を追い求めるのではなく、トータルの収益が最も重要なのではないでしょうか。

okasan_online at 20:15コメント(0) 
投資情報-総合 

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