逆張りと順張り

2010年10月01日

株式投資には逆張りと順張りがあります。この二つの概念はまったく正反対なのですが、投資の世界ではどちらも投資手法として確立しているます。チャート分析においても順張りにも逆張りにも使える指標が多く、たとえばボリンジャーバンドも2σに対して順張りでのぞむことも、逆張りでのぞむことも可能です。

一般的な投資家は逆張り派が多いようです。株価の基本は安く買って高く売ることです。もちろんこれができれば投資はすべて儲かることになります。だからこそ、ほとんどのトレーダーは下がっているときに買って、上がっているときに売れば良いと考えるわけです。従って、株価が下がっているときに買いたくなるのは同然です。安く買えるわけですから、その後戻りさえすれば、安く買って高く売ることができるわけです。

しかし、株価にはトレンドがあり、一度そのトレンドが発生すると、そのトレンドが長く続く傾向があるのです。下がっているということは、下降トレンドが発生しているのであり、本来の株価の傾向からするとその後も下がり続ける可能性の方が高いことになります。つまり、逆張りは株価の流れ=トレンドに逆らう投資手法なのです。下降トレンドが発生している場合、そのトレンドが変わる確率は低いことを認識し、ロスカットなどの厳格な資金管理を行わなければ、一発で大きな損失を出してしまう危険性があるのです。

一方、順張りは株価の流れ=トレンドに逆らわない投資手法なので実は儲かる確率が上がるのです。しかし、上昇トレンドで買うということは、高く買ってさらに高いところで売るという戦略であり、株式投資の基本である安く買って高く売ることとは心理的に異なる投資手法なのです。一般的な感覚からは安く買って高く売ることは理解できるのですが、高く買ってさらに高いところで売ることは、かなりリスクを伴うように感じてしまうのです。

株価のトレンドを見極めて、そのトレンドが発生してから順張りで投資する方が実はリスクが少ないことを認識することによって投資力は向上するはずです。もちろん、この場合もリスクが少ないといったレベルですので、ロスカットを中心に資金管理を徹底する必要があると思います。

また、デイトレードでは1日にそれほど多くのチャンスがあるわけではないので、実は順張りも逆張りも自分のトレードシステムに取り入れた方が良いと思います。逆張りでもロスカットをしっかりすれば、損失を限定し利益を伸ばすことは十分に可能です。順張りのブレークアウト戦略、逆張りのリバーサル戦略をうまく利用してこそ、安定的に投資成果を上げることができるようになると思います。

okasan_online at 21:14コメント(0) 
投資情報-テクニカル 

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