事実は一つ、見方はさまざま

2010年09月24日

ある時点で付いた株価。これは紛れもなく事実であり、この株価は絶対的なものです。しかし、この株価が付いたということは「買った」人と「売った」人がいるはずです。「買う」場合でも、新規買いと買い戻しがあり、「売る」場合も空売りと売却があります。
買  う
新 規買い
買 い戻し
売  る
空 売り
売 却

一般的には、今後株価が上昇すると考えて「買う」、今後株価が下落すると考えて「売る」ことになります。さらには、短期的な予想よりも、将来の見込みから「買う」場合や何らかの要因で資金が必要だったので売却する=「売る」など、投資家の株式投資に対する行動とその要因はさまざまです。

相場の一つの材料をとってみても、投資家はさまざまな見方をすると思います。短期トレーダーなら、その材料に素早く対応するかもしれませんが、中長期投資家はその材料には全く反応しないかもしれません。短期的に売りでも、中長期的には買い場ということはよくある話です。ある人は売ろうとし、ある人は買おうとするために、株価が付いているともいえるのです。投資家全員が同じ見方をしていては株式の売買は成立しないはずです。
このようにさまざまな見方の違いがマーケットを不確実にしているともいえるわけです。株価が自分の想定した動きになったとき、勝ち誇ったつもりになっているトレーダーは多いと思いますが、たまたまその時の見え方が一致しただけであるとの謙虚な考えが必要です。
 
マーケットは金利動向、為替動向、景気動向、他市場の動き、要人の発言など、世界中のさまざまな材料に反応して上下します。マーケットはこれらの材料に対するトレーダーの見方と行動に反応して上下しているとも考えられます。一つの材料も「売り手」と「買い手」とでは異なり、どちらの見方が優勢となるかはそのときのマーケット状況によっても異なります。株価が好材料に反応する場合もあれば、全く反応しない場合もあり、そのときの株価位置によっても異なる場合があります。
 
マーケットに影響する材料が出たときにそれによってマーケットの上下を予想するよりも、材料によって動いたマーケットの動きにどれだけ素早く反応できるかが、トレーダーによって最も重要なことではないかと思われます。

okasan_online at 19:00コメント(0) 
投資情報-総合 

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