テクニカル分析-CCI

2010年08月27日

今回はオシレータ系のCCIについて解説します。CCIは(Commodity Channel Index)商品チャンネル指数の頭文字を並べたものです。名前のように商品取引で使われ始めたといわれていますが、現在は株式や為替、債券の分析にも広く使われています。オシレーター系のテクニカル指標となります。「由来」と「概要」に関してはこれまで通り「テクニカルチャート解説」をご覧ください。右の「リンク集」からご覧いただけます。
CCIの考え方の基本は、商品(株や為替などを含む)の値動きには一定のサイクルがあるということです。一般的に相場には一定の周期があるといわれています。特に、商品の場合は季節的な循環変動が見られるという指摘がよく聞かれます。もちろん、完全なサイクルが成立しているわけではありませんが、上下動のサイクルが相場で観察されることはよくあります。CCIはこのようなサイクルを前提として商品価格や株価の売られすぎや買われすぎを判断するテクニカル指標の一つです。

CCI-1
 
計算式は「テクニカルチャート解説」に譲りますが、少し分かりやすく解説すると、以前紹介したボリンジャーバンドの1σのラインに対して株価がどのような位置関係にあるかを見方を変えて表示していると考えると良いと思います。実際、ボリンジャーバンドで1σのラインとCCIを上下に表示して対応させてみるとほぼ同じだということが分かります。パラメータを14として、株価がボリンジャーバンドの1σを上抜いたところは、CCIで100%を超えたとほぼ同じです。

CCI-2
 
従って、売り買いの判断はCCIが100%を超えたら「売り」、-100%を下回ったら「買い」となります。ただ、ボリンジャーバンドのときにも解説したように逆張りだけでなく実は順張りでも利用可能です。順張りの場合はCCIが100%を超えたら「買い」、-100%を下回ったら「売り」となります。商品の場合は季節性というサイクルが強いと思われますが、株式の場合はサイクルに加えてトレンドも重要ですので、逆張りが良いか順張りが良いかはその銘柄によっても異なると思います。
 
CCIの場合に重要なことはサイクル(パラメータ)をどのように設定するかということです。これは、個々の株価の動きとCCIのパラメータを変化させてみて見つけることになります。株価の場合はサイクルが通用しない場合もありますので、他のテクニカル指標との併用が必要だと思われます。また、ボリンジャーバンドのサブ的な使い方も威力を発揮すると思います。


okasan_online at 23:59コメント(0) 
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