ヒッチハイク的トレード

2010年08月26日

投資には投資資金が必要です。投資資金は多ければ多いほど過度なリスクを防止することができることから、投資資金の額は投資における重要なファクターです。一般的に、個人投資家が運用できる資産は、機関投資家が運用する資産から比べれば小さいはずです。

通常、投資家が売り買いする場合に市場対する影響度合いをマーケットインパクトといいます。個人投資家は機関投資家よりも資金が少ないことからこのマーケットインパクトが小さいのです。一方、相場を動かす力は需要と供給の法則で決まり、その力は個人投資家はもちろん機関投資家でも管理したり変更したりすることはできないと思います。たしかに、個々の銘柄において、一定時期、一定条件下でおかしな動きをする株価があるかもしれませんが、需給の力はかなり大きいと思われます。

一方、需要と供給の法則はチャート上の株価と出来高を通して誰でも見ることが可能です。特に、コンピュータとネットワークが進化した現在では見ようと思えば誰でもいつでも見ることが出来るようになっています。チャートをよく分析すればその裏にある投資家の動きや意図が分かる可能性があります。また、このチャート分析は岡三ネットトレーダーを含め通常の情報ツールで見ることができる基本的な情報です。重要なのはこのチャートを分析する本当の能力であり、この能力を養うことが成功するトレーダーへの近道となると思います。

トレードをヒッチハイクとして捉えるともう少し分かりやすくなるかもしれません。通常ヒッチハイクをするときは自分が望む方向に行きそうな車を見つけたら、それに乗って行けるところまでいけばよいのです。乗った車が違う方向に行き始めたり、問題が出てくれれば車を降りて乗り換えれば良いのです。少しでも進むことができればそれだけでも運が良かったと考えれば問題はありません。一番重要なポイントは乗るチャンスと降りるチャンスを出きるだけ間違えないようにすることだけです。

トレードもこれと同じです。相場を動かす力はかなり強大であり、個人投資家はもちろん機関投資家レベルで変更できるものではありません。従って、チャンスのときにエントリーしリスクを限定したうえでポジションを維持、目標値に達したり、エグジットのルールに達したらポジションを閉じればよいのです。

個人投資家が機関投資家よりも有利な点があります。それは機関投資家は一般的に大きなポジションを持っており、一気にそのポジションを閉じることは難しいはずです。しかし、個人投資家は極端に大きな資産を持っている人は別にしてエントリーする場合やポジションを閉じる場合にあまりマーケットインパクトを考えなくて良い点において、非常に有利であるともいえます。このため、ヒッチハイク的トレードが可能なのは個人投資家に限られるかもしれません。

okasan_online at 18:50コメント(0) 
投資情報-テクニカル 

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