テクニカル分析-DMI

2010年08月13日

今回はオシレータ系の「DMI」について解説します。DMI(Directional Movement Index)は、RSIなどを開発したウェルズ・ワイルダーが開発したテクニカル分析です。同時に表示されるADX(Average Directional Index)と呼ばれたり、日本語では「方向性指標」と呼ばれたりします。 オシレータ系指標のチャートに分類されますがオシレータ系の指標でありながら、株価の方向性(トレンド)とその強弱を数値化するという考えに基づいています。「由来」と「概要」に関しては以前ご紹介した「テクニカルチャート解説」をご覧ください。

DMIはトレンドの「方向性」に着目した指標で、ある一定期間内における値動きの方向性を数値で示します。RSIなどの逆張り系の指標が一方に傾くトレンド相場の時に役に立たない事から、その欠点をカバーする目的で開発されたといわれます。

計算式は「テクニカルチャート解説」を見ていただきたいのですが、基本的には当日と前日の高値と安値の比較から計算しています。

具体的には、上昇力を表す+DI(緑色)と下降力を表す-DI(赤色)を用いて判断します。+DIが-DIを下抜けた場合は売りサインとなります。+DIが-DIを上抜けた場合は買いサインとなります。+DIと-DIの幅がおおきいほど、上昇トレンドの強さが表されています。幅が小さく、膠着状態にあることが読み取れます。

DMI-1

さらに一緒に表示されるADXはトレンドの強さを測る指標です。DMIと合わせて使用するのが一般的です。ADXが上昇しているときは上昇トレンドが継続中で、ADXが下落しているときは下落トレンドが継続中であるといえます。DMIと併用する場合、±DIのクロス後、ADXが下落してきた-DIを上抜いたら買いサインで、ADXが下落してきた+DIを上抜いたら売りサインと、とらえることができます。

DMI-2

指数算出用のパラメータは14が初期設定されていますが、「岡三ネットトレーダー」では自由に変更することができます。スイングトレードなどの短期投資ではパラメータを10にするとADXの振幅が大きくなりますから、変化が分かりやすくなります。また、中長期のトレンドを見る場合は、20や30(最大30まで設定可能)で見てみるのも参考になると思います。また、この指標は日足だけでなく、分足でも十分に活用できますのでお試しください。ただ、問題点はパラメータを短くしてもそれほどエントリーの機会が発生しないことが挙げられます。他のテクニカル指標との組み合わせが必要だと思われます。

okasan_online at 18:37コメント(0) 
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