岡三レーティング情報の使い方

2010年06月23日

当社に口座をお持ちのお客さまに毎月、月初より直近までの岡三証券のアナリストによるレーティング情報の一覧をメールで送付しています。6月に入って岡三証券アナリストがレーティングを更新した銘柄は77銘柄、そのうち45銘柄が強気の判断をしております(6月21日現在)。このレーティング銘柄のなかで強気のレーティングをつけている45銘柄について分かりやすい一覧表にしてお知らせしていますので、ご覧いただけたらと思います。
さて、岡三証券のレーティングは日経平均やTOPIXなどのベンチマークとの比較による相対評価ではなく、レーティング付与時の株価と目標株価を明示することによる絶対評価でレーティングを公表していることが特徴です。レーティング基準やリスク要因は以下のように定義しています。

レーティングの基準など
強 気:今後6ヵ月以内の目標株価が現在の株価を10%以上上回ると判断される銘柄
中 立:今後6ヵ月以内の目標株価と現在の株価の差が±10%未満と判断される銘柄
弱 気:今後6ヵ月以内の目標株価が現在の株価を10%以上下回ると判断される銘柄

目標株価の定義と未達成リスクについて
目標株価は、アナリストによる当該企業の業績予想を基に、マルチプル法やDCF法等の岡三証券企業調査部が妥当と考える方法により算出したもので、対象期間は6ヵ月以内です。目標株価達成を阻むリスク要因としては、当該企業の主要市場における競合状況(企業買収・訴訟なども含む)、製品・商品・サービス需要の変動、原材料及び燃料価格の変動のほか、当該企業を取り巻く経済状況、為替相場の変動、国内外の金融・不動産市場の状況、各種規制変更、事故・災害(人災含む)、社会的責任などが考えられます。なお、これらの要因以外にも、現時点で予想できないリスクが将来的に発生し、その結果として目標株価達成が妨げられるおそれがあります。

あたりまえのことですが、投資に100%はありません。岡三証券アナリストのレーティングを信じる信じないということではなく、全て自分で調べて納得してから投資をするべきです。レーティングの「強気」「中立」「弱気」は分かりやすくするために株価が10%以上上回るか、下回るか、変わらないかとして表現しています。アナリストは企業のファンダメンタルズ分析のプロではありますが、テクニカル分析やマーケット分析、投資心理についてのプロではありません。これまで何度か説明してきたように、ファンダメンタルズ分析は長期的に企業業績が株価に織り込まれるはずだということを前提にしています。従って、マーケット全体の影響を受けるのは同然です。つまり、「強気」レーティングが付与されているのは「アナリストがその企業のファンダメンタルズが評価できるということを示してるのだ」と解釈する方が適切だと思います。ファンダメンタルズが評価できる企業はベンチマークが下がっても、それほど下がらない可能性がありますし、ベンチマークが上がればそれ以上に上昇する可能性が高いと思われます。とにかく、レーティング「強気」銘柄は買い候補として評価できると思いますが、

(1)一覧表にある銘柄を「株価ボード」に登録
(2)「企業分析ナビ」でロイターレーティングを含めた直近のファンダメンタルズをチェック
(3)「クォート(大)」の売買サインおよび「分析チャート」でテクニカルをチェック
(4)日経平均株価やNYダウ、為替レートの状況を確認して自分の投資期間に見合った分析を行う
(5)実際の投資を決定する

という手順を踏んで、投資家自身が調べて、納得して投資を行うべきだと思います。そのために、「岡三ネットトレーダー」は有効な情報ツールとして利用することができます。



okasan_online at 18:57コメント(0) 
投資情報-ファンダメンタルズ 

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