2010年04月29日

ゴールデンウィーク特別コラム

皆さんはカードゲームをやったことがあるでしょうか?代表的なカードゲームとしてはトランプがありますが、小学生高学年から中学生の男子中心に人気のあるカードゲームとしては「デュエル○○○○○」という名前の2大カードゲーム(トレーティングカードゲーム「TCG」という)が大手玩具およびゲームソフトメーカーから発売されています。両TCGとも発売から約10年経っていますが、未だに人気が高いようです。(もちろん、この2大TCG以外にもたくさんのカードゲームがあります)

「デュエル○○○○○」TCG
DuelM

私は個人投資家時代、ちょうど自分の息子が小学生高学年でしたので、親子でこのゲームをやって楽しんでいました。というより、私の方がのめり込んでいたかもしれません。

ここでTCGの基本的なことを解説しておきます。どちらのTCGも数千種類のカードが存在し、基本的にどのカードを使っても構いません。一回の対戦で自分が使えるカードの束をデッキといい、大体40枚前後のカードを選ぶことになります。また、一つのデッキには同じカードは3枚か4枚しか入れることは出来ません。このデッキをつくること、つまり数千種類のカードから必要なカードを選び出すことがまず重要な作業になります。さらに、プレイするためのルールを覚えて、ようやくTCGを遊ぶことができるわけです。主に、私がデッキを作り、息子が小学生大会に出場していました。結果はそこそこで、それなりの大会の上位に食い込んだこともありました。

このTCGは株式を理解するうえで、さらにはその市場で戦ううえで重要な示唆を与えてくれると思いますので、今回このブログでご紹介したいと思います。名称自体もT=トレーディングですから関連があるはずです。

まず、このTCGの市場について解説します。通常は数カ月に1回のペースで新しいカードが発売されます。一つのパックにカードが5枚入っており、価格は150円です。つまり1枚当たり30円となります。その中には光っていてかっこいい「キラカード」が低確率で入っています。子供はこのキラカードを求めて新しいパックを購入することになります。対戦に必要なデッキをつくるには40枚必要ですので、8パック購入すれば合計40枚となりデッキが完成します、というわけにはいかないのです。購入した40枚のうちに必要なカードが1枚でも入っていれば御の字であり、必要の無いカードがほとんどなのです。

ここで、TCGカードの市場が生まれます。友達同士でカードをトレーディングするのです。さらに、中古カードを取り扱うカードショップが存在します。カードショップで必要の無いカードを売り、高くても必要なカードを買いたい人がいるのです。そして、ここに需要と供給さらには価格という概念が存在することになります。「キラカード」は入っている確率が低いので人気があり、高値が付きます。1枚30円のカード(結局は印刷された紙でしかありません)が数百円さらには数千円の値が付くことも珍しくありません。また、光っていなくてもデッキをつくるうえで、必要なカード(一般的に強いカードという)もその価値が認められ、比較的高値で取引されます。逆に、価値の薄いカードは値が付かず、10枚1円とかで取引されることになります。

このことは株式市場の構図と全く同じです。奇しくも株式は印刷された紙(そのようなことを言ったらお札も同じなのですが)ですので、その価値を認め、欲しい人が多ければ価格は上昇しますし、その逆の場合は価格が下落します。TCGの場合でも、本当の価値を見極めることができれば、価格が低いときに買い、価格が高くなったときに売れば利益を上げることができます。ただ、TCGは規模や流動性などは株式市場と比べるとはるかに小さいので、その市場の信頼性もかなり小さいと思います。人気がなくなれば、全てのカードの価値がなくなることも考えられるからです。

ただ、このTCG市場から学べることは多くあります(1)本当に価値のあるものはいつかその価値に見合う価格となる(2)人気が出ても価格が永遠と上昇し続けることはない(3)価値の薄いものの価格はかなり低くなるどです。

結局、自らの価値観のみにこだわらずに、その市場に参加している人々がどのように考え、行動するかが非常に大事だということです。そのためには、株式投資においても、自らで考えたうえで、仮説をたて、検証して実行する、といったプロセスが重要です。
 
長くなりましたので、次回はTCGの対戦から学べることを解説する予定です。



okasan_online at 12:00コメント(0) 
投資情報-総合 

2010年04月28日

桜は既に散ってしまいましたが、今株式市場では決算発表まっさかりです。当社の「岡三ネットトレーダープレミアム」の「投資情報」→「決算発表銘柄」をクリックしてください。たぶんこのような形で情報ツールに組み込まれているのは当社の「岡三ネットトレーダープレミアム」だけではないかと思います。
それでは具体的な監視方法です。簡単です。

決算発表
 
「決算発表」と銘柄情報の「複合画面(大)」を右側にレイアウトしています。
左の日付をクリックすれば当日を含めて、発表分やこれからの発表企業をウオッチできます。株価ボードと同じように銘柄をクリックすれば右の情報が変わります。複合画面なので、チャートだけでなく、歩み、信用、業績、ニュースなども選択できます。決算発表の銘柄上で右クリックすればいつものメニューが現れますので、SS注文画面各種情報に瞬時にアクセス可能です。

まず、寄付は前日の引け後に決算発表が行われた企業をウオッチしてください。まだ、決算発表後の情報が完全には株価に反映されていないと思いますので、監視対象とすることは意味があります。ただ、寄付から一気に株価に情報が反映される可能性が高いので注意が必要です。株価動向を監視しながら波にのってください。前日決算発表の企業は既にニュースなどに業績に対する評価が出ている場合が多いので、当社の「企業分析ナビ」などと比較検討することもできます。

次に、当日ザラ場で決算発表が行われる企業についてです。発表されるといきなり株価が動く可能性があります。動き出したら波にのる戦略が良いと思います。ただ、評価が定まっていない中での動きですので、株価の動きが予想と異なってきたらすぐに対処できるように準備しておく必要があると思います。できれば当社の「特殊注文」であらかじめロスカットと利食いの注文を入れておくと自動的に対応できるとおもいます。

「決算発表」での監視は「連結モードで開く」などを使えば、十分見やすいとは思います「決算発表」のデータを「CSV出力」でEXCELに取り込み、銘柄を厳選してから「株価ボード」一括登録することもできますのでご利用ください。

ご注意)動画の画面上に表示された個別銘柄は操作の説明上表示しているものであり、これらの銘柄の売買をいっさい推奨するものではありません。



okasan_online at 15:00コメント(0) 
投資情報-ファンダメンタルズ | 岡三ネットトレーダー 決算発表

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プロフィール
石黒 洋一(いしぐろ よういち)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部 次長

石黒洋一

【経歴】
1993年早稲田大学社会科学部卒業後、城南信用金庫、もしもしホットライン(現リライアコミュニケーション)を経て、2006年に岡三オンライン証券入社。

売買データや株価データ等を活用し、個人投資家の投資動向を絡めた独自の投資情報を発信。
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