2012年10月25日
本日の日経平均は大幅反発。後場は8900円台後半での推移が続いていたが、14時に日銀の追加金融緩和観測が伝わると、日経平均は急速に上げ幅を拡大する展開。引けにかけては為替が1ドル=80円台に乗せたことも支えとなり、ほぼ高値引けとなった。
業種別の上昇率ランキングは1位鉄鋼、2位電気・ガス業、3位その他製品となっている。下落した業種は1位石油・石炭製品、2位ガラス・土石製品、3位海運業となっている。東証33業種中プラスは31業種、マイナス2業種。
日経平均採用銘柄の上昇率ランキングは1位神戸鋼、2位関西電力、3位KDDIとなっている。一方、下落率ランキングは1位日電硝、2位日ヤフー、3位シャープとなっている。個別銘柄ではiPhone5の好調による増収期待でKDDIが大幅高となったほか、業績上方修正でタツタ線が約20年ぶりの高値を付ける場面があった。一方、石油株が軟調なうえ、新興市場銘柄も売られたほか、業績悪化でシャープも大幅安。
東証1部の値上がり銘柄数は1,244、値下がり銘柄数は294、変わらず137。(岡三オンライン証券)
2012年10月25日
前場の日経平均は反発。朝方、小幅安で寄り付いた後は材料難のなか、決算発表を見極めたいとして日経平均は9000円を挟んだ動き。前引けにかけては為替相場の円安基調を背景に底堅い展開となり、結局53円高で前場の取引を終了。
業種別の上昇率ランキングは1位鉄鋼、2位電気・ガス業、3位医薬品となっている。下落した業種は1位ガラス・土石製品、2位石油・石炭製品、3位倉庫・運輸関連業となっている。東証33業種中プラスは30業種、マイナス3業種。
日経平均採用銘柄の上昇率ランキングは1位KDDI、2位関西電力、3位三菱自となっている。一方、下落率ランキングは1位日電硝、2位日ヤフー、3位シャープとなっている。個別銘柄では建設関連株が上昇したほか、DENAなどのSNS関連株がしっかり。一方、日電硝や旭硝子などの素材関連株が売られたうえ、業績悪化でヤフーが大幅安となった。
東証1部の値上がり銘柄数は826、値下がり銘柄数は589、変わらず223。(岡三オンライン証券)
2012年10月25日
<海外市場動向>
10/24
NYダウ 13077.34ドル(前日比-25.19ドル)
S&P500 1408.75(前日比 -4.36)
ナスダック 2981.70(前日比 -8.76)
英FT100 5804.78(前日比 +6.87)
独DAX 7192.85(前日比 +19.16)
日経225先物(円建) 8965円(-5円(大証比))
NY株式相場は続落。朝方、買い先行でスタート後、52ドル高となる場面もあった。しかし、その後は好材料がなくNY株式相場は軟調に推移し、最終的にはマイナス圏に沈み取引を終了した。
<日本株動向と戦略>
昨日の日経平均株価は8営業日ぶりに反落。前日のNYダウが大幅安となったことから、ギャップダウンでスタートしたものの、徐々に下値を切り上げ、一時はプラス圏に浮上する局面もあった。ただ、引けにかけては利益確定売りに押され、小幅高で取引を終了した。昨日の東証1部の売買代金は1兆474億円と3営業日ぶりに1兆円超え。
本日の日経平均株価は、欧米株は小幅の続落となったものの、為替相場の落ち着きもあり底堅い推移となりそうだ。引き続き、日銀の追加金融緩和観測が相場全般の支援材料となりそうだ。
テクニカル的には心理的節目の9000円や200日移動平均線の9052円が上値抵抗線となる可能性があるが、金融緩和期待、円安基調が下支えし、トレンド的には強基調の動きが期待される。欧米株の動きが気になるところだが、上値抵抗線を超えて更なる上値に挑戦する可能性もありそうだ。
物色対象は業績発表を控えて好業績銘柄が注目されよう。さらに、最近タブレット競争などで、デジタルモバイル(スマホ関連)が再び話題となっており、これらのテーマにも注目したい。(稲田)
2012年10月25日
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銘柄コード | 銘柄名 | 市場 | 買い比率 |
1 | (5401) | 新日鐵住金 | 東証 | 50% |
2 | (6753) | シャープ | 東証 | 58% |
3 | (8515) | アイフル | 東証 | 51% |
4 | (4064) | 日本カーバイド工業 | 東証 | 54% |
5 | (8411) | みずほフィナンシャルグループ | 東証 | 50% |
6 | (3103) | ユニチカ | 東証 | 47% |
7 | (1916) | 日成ビルド工業 | 東証 | 53% |
8 | (8202) | ラオックス | 東証 | 50% |
9 | (5406) | 神戸製鋼所 | 東証 | 55% |
10 | (7012) | 川崎重工業 | 東証 | 49% |
11 | (5202) | 日本板硝子 | 東証 | 55% |
12 | (6803) | ティアック | 東証 | 50% |
13 | (9101) | 日本郵船 | 東証 | 62% |
14 | (8013) | ナイガイ | 東証 | 50% |
15 | (9104) | 商船三井 | 東証 | 54% |
16 | (5738) | 住友軽金属工業 | 東証 | 68% |
17 | (9531) | 東京瓦斯 | 東証 | 33% |
18 | (7261) | マツダ | 東証 | 50% |
19 | (5602) | 栗本鐵工所 | 東証 | 56% |
20 | (1826) | 佐田建設 | 東証 | 52% |
<当社売買代金ランキング(現物信用売買合計)>
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銘柄コード | 銘柄名 | 市場 | 買い比率 |
1 | (5401) | 新日鐵住金 | 東証 | 48% |
2 | (6954) | ファナック | 東証 | 57% |
3 | (8515) | アイフル | 東証 | 50% |
4 | (6753) | シャープ | 東証 | 58% |
5 | (4817) | ジュピターテレコム | JASDAQ | 68% |
6 | (2432) | ディー・エヌ・エー | 東証 | 52% |
7 | (9984) | ソフトバンク | 東証 | 57% |
8 | (4064) | 日本カーバイド工業 | 東証 | 53% |
9 | (3046) | ジェイアイエヌ | JASDAQ | 50% |
10 | (9503) | 関西電力 | 東証 | 50% |
11 | (6301) | 小松製作所 | 東証 | 56% |
12 | (8411) | みずほフィナンシャルグループ | 東証 | 50% |
13 | (3632) | グリー | 東証 | 59% |
14 | (8058) | 三菱商事 | 東証 | 52% |
15 | (9531) | 東京瓦斯 | 東証 | 38% |
16 | (5411) | ジェイエフイー | 東証 | 53% |
17 | (1916) | 日成ビルド工業 | 東証 | 53% |
18 | (8802) | 三菱地所 | 東証 | 51% |
19 | (8959) | 野村不動産オフィスファンド投資法人 | 東証 | 50% |
20 | (6594) | 日本電産 | 大証 | 51% |
※)買い比率=買い出来高/出来高、買い売買代金/売買代金
この比率により売り買いの度合いを把握可能です。50%超は買い越し、50%未満は売り越しを意味します。
2012年10月24日
本日の日経平均は反落。後場に入ると、日経平均は9000円台を回復しプラス圏に浮上した。大引けにかけては、再びマイナス圏での推移となり、59円安で本日の取引を終了。
業種別の上昇率ランキングは1位空運業、2位金属製品、3位小売業となっている。下落した業種は1位電気・ガス業、2位鉄鋼、3位鉱業となっている。東証33業種中プラスは7業種、マイナス26業種。
日経平均採用銘柄の上昇率ランキングは1位シャープ、2位スズキ、3位平和不となっている。一方、下落率ランキングは1位板硝子、2位ジェイテクト、3位日新鋼HDとなっている。個別銘柄ではフェイスブックの好決算を受けSNS関連株が強いほか、小売株も底堅い。また、業績の上方修正がでたソースネクストが一時ストップ高。一方、輸出関連株が売られ、鉄鋼株も下げたほか、電力株も安い
東証1部の値上がり銘柄数は520、値下がり銘柄数は986、変わらず172。(岡三オンライン証券)
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