2010年08月23日

以前このブログで「無知の知」についての記事を載せました。今回は無知のレベルについて解説したいと思います。

無知のレベル1
本当の無知。自分が無知だと知らない。

無知のレベル2
自分が知らないということは知っている。

無知のレベル3
自分が知らないことは知っており、知らないことが何であるかも分かっている。

無知のレベル4
知らないことが何であるかは分かっており、行動しようと思うが、どうしたら良いかは分からない。

無知のレベル5
知らないことが何であるかは分かっており、行動すべきことが何であるかも分かっているが、行動できない。

無知のレベル6(最高レベル)
自分が知らないことを知り、それについて何をすべきかを知り、実際に行動することができる。

問題解決のために、問題の存在を認識する必要があります。そのためには、まず自分が何も知らないということを本当に認識し、理解する必要があるのです。そして、その後自分が何を知らないのかを知る必要があるのだと思います。
 
いくら良いトレードシステムを構築してもそれを運用するのはトレーダー自身であり、トレーダー自身が成長しなければいくら良いトレードシステムやトレードツールがあったとしてもそれらを制御することができずに、結局株式投資から敗退する可能性が高くなると思われます。そのためにも、自分がいかに無知なのかを良く理解し、それを元に行動を起こすことが重要ではないかと思います。

知ったかぶりをしても、何も得るものはありません。世の中の森羅万象を一個人投資家が分かるはずもありません。自分は何も知らないことを謙虚に受け入れ、日々知るための努力と勉強を続けることが真のトレーダーになる必須条件ではないかと思います。


okasan_online at 20:00コメント(0) 
投資情報-投資心理 

2010年08月20日

(1)高く買って安く売る
 
(2)損切りをしない

(3)早目の利益確定

(4)相場を当てようとする

(5)株に対して恐怖や期待を持つ

(6)感情のおもむくままに売買する

(7)投資資金がいくらあるか、今のポジションがどうなっているかが分からない

以上がかなりの確率でお金を失う方法だと思います。

(1)は確実に損ができる方法ですので、損をしたい方はどうぞお試しください。

(2)はそのときは損をしないのですが、下がっていくごとに損失が増え、最後には大きな損失になる可能性が高くなります。

(3)は確実に利益がでるのではないかと思われるかもしれませんが、小額の利益を得るために大きなリスクを犯していることが問題です。コツコツ稼いでドカーンとやられるパターンになる可能性が高いと思います。

(4)は当たれば良いのですが、当たらない可能性が高いことと、自分の考えやポジションに固執して適切なポジション管理ができなくなり、結局は大きな損失を抱えるリスクが増していきます。

(5)は恐怖でエントリーできなくなり、期待によって不利なポジションを持ち続けることになる可能性が高いと思います。

(6)はもう本人が何をやっているか分からなくなり、自暴自棄的な投資をしてしまうことになります。失敗してもその経験を生かすことができなくなり、結果損失を重ねることになる可能性が大きいと思います。

(7)は資金管理の問題です。利益がでているのか、損失を抱えているのか、リスクにさらせる金額はいくらなのかなどが分からなくては早晩お金を失う可能性が高いのではないでしょうか。

それでは、お金を儲ける方法は何なのでしょうか?基本的にはこの(1)~(7)の反対をやることですが、「言うは易し行なうは難し」だと思います。多くの人がこのお金を失う方法をしっかりと実践していることを気づいてもいないのかもしれません。


okasan_online at 20:08コメント(0) 
投資情報-総合 

2010年08月19日

空売りの本当の意味を分かっているでしょうか?実際、株式投資の経験が少ない人は空売りについて正確に理解しておらず、その見方は間違っているかもしれません。

通常、株式投資をする場合は買いから入ります。株価が上昇して初めて利益が出ることになります。「『株式は長期投資が王道だ』といった考え方が投資の本質だ」と信じる投資家が空売りに対して極端に悪いイメージを持っているようです。しかし、空売りとは通常の商行為ではあたりまえのように行われているものだということは理解しておく必要があると思います。

例えば、パソコン製造会社が今後数ヵ月間にある電子部品を1万個必要だったとします。パソコン製造会社は価格や引渡し条件について電子部品会社と契約を交わすことになります。この場合、注文を請け負った電子部品会社はその電子部品を空売りしたことになります。電子部品会社はまだ製造していない電子部品を買い手に引き渡すまでに空で売っているのです。つまり、空売りはほとんどのビジネス分野でたえず行われている重要な商行為の一つであるわけです。

ただ、株式投資における空売りは、売り崩しによる相場操縦や、大量に行なわれると相場の下落傾向を激化させ、不当な取引等に利用される可能性があるという理由から金融商品取引法で規制されています。従って、正しい空売りの知識を持ったうえで空売りを行なう必要があります。

空売りのリスクについても解説しておきます。「空売りの損失は無限大だから非常にリスクが高い」といった話がありますが、売りのリスクが買いのリスクよりも高いということはないと思います。逆に、空売りをした場合は怖くなって買い戻してしまう場合の方が多いような気がします。買いの場合は損失を抱えてただ持ち続ける投資家が多いことも事実です。正確な数字ではありませんが、買い手の損は売り手の10倍にもなるとの指摘もあります。つまり、リスクを限定する損切り(ロスカット)を行う必要があることは、新規買いで空売りでも同じことだと思います。



okasan_online at 23:59コメント(0) 
投資情報-総合 

2010年08月18日

今回はオシレータ系のカイ離率とPMAOについて解説します。この二つのテクニカル分析は名前は全く違いますが、ほぼ同じ考え方です。比較する対象が若干異なるだけなので同時に解説しようと思います。「由来」と「概要」に関してはこれまで通り「テクニカルチャート解説」をご覧ください。右の「リンク集」からご覧いただけます。

ポイントは二つの株価データの差を計算して投資に生かすということです。カイ離率は株価と移動平均との差、PMAOは短期移動平均と中期移動平均との差になります。因みにPMAOはPrice Moving Average Oscillatorの略になります。
<カイ離率>
Kai-1
<PMAO>
kai-2

見方としては通常のローソク足の補助としてつかうことになります。カイ離率は株価が移動平均線から離れているとき、移動平均線にいつか戻ろうとすること性質をつかって株式の売買のタイミングを判断する材料とするわけです。また、PMAOも短期移動平均と中期移動平均線の差ですから、いわゆるゴールデンクロスやデッドクロスが一目で分かるグラフとなります。

株価と移動平均との関係は一般的にグランビルの法則となります。グランビルの法則は株価と移動平均との位置関係を移動平均の状態と株価の動きをふまえて売り買いの判断とするものです。基本的に、移動平均線とのカイ離率が拡大すると株価の近くまでもどるのですが、移動平均線が上昇基調のときは株価の近く(カイ離的にはそれほどマイナスとならずに反転する)で再び上昇トレンドに戻り、逆に下降トレンドの場合はそれほどプラスとならないところで反転下落することが多いという性質をつかっています。

kai-3

株価と移動平均線、カイ離率さらにはPMAOを並べると、グランビルの法則やゴールデンクロス、デットクロスが非常に分かりやすくて便利だと思います。



okasan_online at 20:45コメント(0) 
投資情報-テクニカル | 岡三ネットトレーダー チャート

2010年08月17日

トレードで失敗したとき、自分がどう間違っていたのか分からないと、どうしてこのようなことになったのか分からないままトレードを続けることになってしまします。つまり、トレーディングシステムそのものが間違っていたのか、それともそのルールを適用する際の自分の心理面が問題だったのかなど、失敗の要因を分析し理解する必要があると思います。そして、失敗の原因が分かれば、次回から気をつけるべきポイントや改めるべきことが認識できるはずです。

トレーディングとはデイトレード、スイングトレード、中長期投資などどのような形態であれ定石やテクニック等から導き出された、エッジ(優位性)のある手法からなるトレーディングプランを愚直に実行する作業だといえます。ただ、実際はその場面となっても、自分の欲望や感情に邪魔される場合が多く、自分のトレーディングプランを着実に実行できる投資家は非常に少ないのが実情です。これは、ダイエット一つを例にとっても明らかなことである。ダイエットは単純に摂取するカロリーと消費するカロリーの差でやせるはずです。こんな単純な理屈ですが、これほどたくさんのダイエット特集やダイエット本が乱立しているのは、分かっていても実行することがいかに難しいかの証明になると思います。

そうした意味でトレーダーはトレードをしている最中に腹をたてたり、心配したり、強情を張ったりするような間違った心でトレーディングをすることは絶対に避けるべきことだと思います。事前に入念な準備を重ねていれば結果にとらわれない心境になっていることが投資のプロの心理状態といえると思います。プロは儲かっていても気分が高揚することはなく、損をしていても落ち込むことがないはずです。つまり本当のプロは勝っても負けてもあまり興奮しないものです。自分のベストを尽くすこと、結果にとらわれない正しいトレーディングをすることのみに集中するべきだと思います。

okasan_online at 20:09コメント(0) 
投資情報-投資心理 

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