2010年11月11日

世界のすべての人間は二つのグループに分けられるそうです。一つのグループは自ら考えて働く人たちであり、もう一つのグループは他人に頼って指示を待つ人たちです。

働く人は自ら決めて行動する人であり、頼る人は欲しいものを人に取ってきてもらいたがるようです。

一般的に働く人は一握りであり、頼る人が大部分なのです。もちろん、働く人だけでは社会が回らなくなる可能性があります。働く人がすべて共通の意識と信念を持って動けば問題はないのですが、やはり全ての人が共通の意識と信念を持つことはかなり難しいことです。働く人のみでは。個々の信念がぶつかり合ってバラバラになってしまいうまくいかない場合も多いようです。従って、働く人が考え、決定し、仕事のマニュアルをつくり、頼る人たちを導く方が社会的にはうまくいく場合が多いようです。

それでは、トレーダーが頼る人だった場合はどうでしょうか。頼る人は人の意見を聞いたり、業界紙を読んだりして楽をして儲ける方法を探そうとします。トレードの仕組みや手法、さらには投資に対する考え方など、本当に利益を得る方法を本気で学ぼうとはしないようです。つまり、濡れ手に粟をつかもうとしているのです。

一方、トレーダーが働く人であった場合はどうでしょうか。というより、トレーダーは働く人でなくてはなりません。働く人は何かを成し遂げようと必死になっており、勉強し、研究し、実践し、努力し続けることによって知識と判断力を身につけることが最も重要なことだと考えています。これが出来なければ、実際はトレーダーを続けることは出来ないと思います。

働く人がこのように信念をもって、努力し続けていける大きな要因は、その目標を達成するものが好きだからともいえます。努力し続けることはかなりの無理が伴います。しかし、努力をする対象が好きなものであった場合は、それは苦労というよりは楽しみになるのではないかと思います。

トレーダーは株を好きになり、投資を好きになることで努力を楽しみに変えることができるのです。ぜひ、株や投資を好きになっていただきたいと思います。

ある有名な経営者が「日曜日にサザエさんのアニメを見ると明日からまた楽しい仕事が始まる」と思ってワクワクするようなことを言っていました。「明日からまたいやな仕事が始まる」と憂鬱になる一般人とは全く違う考え方だと思います。

トレーダーなら、月曜日の9時の寄り付きをワクワクして迎えたいものです。

okasan_online at 20:40コメント(0) 
投資情報-投資心理 

2010年11月10日

これまでさまざまなトレーディング手法を紹介してきましたが、実際のところトレーディングに複雑怪奇な手法は必要ないと思われます。さまざまなトレーディング手法のなかでブレイクアウトとリバーサルに代表的なテクニカル手法を組み合わせるだけで十分に利益が期待できるトレーディング手法が出来上がるのではないかと思います。

必要なことは、いかにしてこれらのトレーディング手法を実践に活用するかです。トレーディングにおける成功は知識を習得し、準備を重ね、チャンスを生かすことが必要不可欠なことです。同じようなシステムを利用しているトレーダーの一方が成功し、他方が失敗することは日常茶飯事です。

どうしてこのようなことが起きるかというと、根本的には信念の違いにあるような気がします。最終的に勝つことができるとの信念をもって、自分が決めたトレーディング手法(これまでもトレーディング手法に資金管理などを含めたトータルのシステムを「トレーディングシステム」と定義しています)を継続する必要があると思います。本来、一度決定したトレーディング手法を継続することは非常に困難なことなのです。

少しでも負けがこんでくると不安になり、途中でトレーディング手法のルールを変えてしまうトレーダーが多いのです。そのためには自分が選んだトレード手法が最終的にはうまくいくと確信していないと難しいのではないでしょうか。もちろん、そのためには過去の検証も必要ですし、トレーディングに対するテクニカル的な知識はもちろん、トレーディングにおける投資心理も重要な要因だと思います。

自分で検証をしてエッジ(優位性)を高める努力を続けながら、決定したトレーディング手法を愚直に続けることが結果的に勝てるトレーダーになる条件のような気がします。

とにかく、スタートするときは検証が必要ですが、一度決めたらブレないことも重要な要素です。

もし、さまざまなトレーディング手法がかちあって、どれを選択したらよいか迷った場合は基本に立ち戻ってシンプルなトレーディング手法に戻ることが最も良い解決方法だと思います。シンプルなトレーディング手法とはブレイクアウトとリバーサルに節目(サポートラインとレジスタンスライン)の概念を加えたものだと思われます。

シンプル・イズ・ベストです。


okasan_online at 19:45コメント(0) 
投資情報-テクニカル 

2010年11月09日

まず、事実には価値が無いとの前提で考えてみましょう。マーケットは事実にもとづいて動いているのでは無いと思われます。実際、好材料の結果を受けてマーケットが下落するのを何度も見たことがあります。つまり、マーケットは予想をベースにして動くものであり、事実は過去の遺物でしかないとの見方も多くあります。事実ではマーケットは動くことは非常に少ないと思います。根本的には人間の思惑がマーケットを動かしていると考えた方が良いと思われます。

ことわざに「うわさで買い、事実で売れ」というのもがあります。事実が出たときは、すべてが万人に分かっているのですから、事実で買って、うわさで怖くなって売っていてはマーケットで勝つことは非常に難しいことだと思います。

それでは本当に事実に価値が無いかというと、私はその逆ではないかと思います。

チャートに予想はあるでしょうか?チャートの価値はこれまで辿ってきた株価の動きだと思います。チャートが表示しているのは過去であり、事実だけなのです。テクニカル分析で現在株価の水準やトレンドの向きなどを見ることはできますが、これらも過去からの延長線上にあるだけですので、うわさ=予想では無いのです。

トレーダーが唯一マーケット参加者のなかで公平に取得できる情報は過去の株価の動きです。うわさ=予想はマーケット参加者全員が同時に公平に取得できる情報ではありません。従って、如何にして過去の株価情報をきっかけとしてエントリーし、エグジットするかが重要であり、結果として過去の株価=事実には価値があるとも言えるのではないでしょうか。チャートは事実=過去の株価の動きであるのですが、事実を認識することから将来を見通すしかないのだと思います。

「うわさ買い、事実で売れ」はできれば良いと思いますが、本当は「事実を良く見て、事実を分析し、事実で売れ」が正解なのかもしれません。特に、将来=予想は確率で考えることが必要であり、うわさで買うのではなく、確率が高いと分析できたときに瞬時に判断して買い、ロスカットとプロフィットの設定をして、結果にこだわらないことが重要だと思います。

okasan_online at 22:07コメント(0) 
投資情報-総合 

2010年11月08日

「マーケットを確率で考えるトレードシステムの確立」が重要です。さらに、マーケットを確率で考えるということは負けを認めるということでもあります。負けを認めるということは多くの損失を経験し、そしてその負けトレードから学ぶ必要があるということです。

マーケットで勝つためには損失を少なくする必要があるのですが、実は勝率を上げることが最善の策ではないことに注意が必要です。負けトレードが多くてもトータルで利益が出ているのなら、そのトレードシステムは評価すべきトレードシステムとなります。もちろん、この利益が継続的に出ることが重要な要素ですが、負けトレードを分析することによって、勝ちトレードを増加させ、1トレード当たりの利益を拡大させることができるかもしれません。負けを少なくする唯一の方法は、負けをたくさん経験し、負けを分析することによって、負けトレードの確率を減少させる以外にないような気がします。

つまり、負けトレードの中にはどこかに成功のヒントが隠されているような気がするのです。トレーダーなら負けトレードはいやでしょう。負けトレードを少しでも早く忘れてしまいたいと思うのではないでしょうか。しかし、負けトレードを忘れようとする行為は現実から逃避しているだけのことです。
負けトレードはトレーダーが避けることができないものの一部です。つまり、負けから逃れることではなく、負けを管理することが非常に重要なことだと気づくべきです。

負けトレードを管理するために、負けトレードを詳細に分析する習慣をつけましょう。勝ちトレードは運が良かっただけだと考え、負けトレードをどのようにしたら、管理・コントロールできるのかに神経を集中すべきだと思います。

確率的に負けることは負けではなくコストです。負けた要因が、自分のトレードシステムを守れなかったり、感情に左右されてトレードをしたためである場合など、負ける必要がないトレードで負けていないかということを精査することが非常に重要です。負けトレードを管理することにとって、投資家のトレードは確実にレベルアップしているはずだと思います。

okasan_online at 20:00コメント(0) 
投資情報-総合 

2010年11月05日

一般的に「ボロ株」といわれる銘柄群があり、「優良株」とは両極端な銘柄群です。これまで解説してきたように、株式投資の本質はファンダメンタルズであり、企業の成長期待が中長期的な株価の水準を変える可能性が最も高い要素だと思います。アナリストはこのファンダメンタルズによって個別銘柄の業績や成長性を分析し、それによって株価予測をする専門家であると思います。従って、「優良株」の投資判断にはファンダメンタルズ分析が不可欠な要素になると考えられます。

一方、「ボロ株」はファンダメンタルズ分析をする必要もないほど業績悪化している銘柄や将来性のない銘柄のことを指します。業績は芳しくなく、銘柄によっては債務超過に陥っているものもあるくらいです。従って、株価は非常に低位にある場合が多いことから、数万円もしくは数千円単位で売買が可能であり、変動率も非常に高いものとなってる場合が多いようです。例えば、一般的な額面で100円以下の銘柄は「ボロ株」の可能性が高いと思われますが、1円の変動は1%に相当してしまうのです。簡単に乱高下する場合も多く、20%位の変動は日常茶飯事となっている場合もあります。

もちろん、うまくその変動に乗ることができれば利益を上げることができるかもしれませんが、中長期投資ではあまりお勧めできません。デイトレードなら投資できる可能性もありますが、かなり高いリスクを内包していることを肝に銘じるべきだと思います。経験上、何度も企業が倒産する場面を見てきましたが、「ボロ株」はこの可能性が非常に高い投資だと思います。

通常、株式投資においてリスクを減らす意味からもロスカットが重要です。しかし、このロスカットは通常の価格形成がなされている場合のみ可能であることを認識しておく必要があります。株価が需給で決まる以上、売りと買いの株数が大きく違えば売買が成立せずロスカットは不可能となってしまいます。一たび倒産すれば、株価が付かないことは火を見るよりも明らかです。

株式投資はギャンブルではないと思います。確率で考える必要はありますが、一攫千金を夢見ての投資はかなり危険があると思われます。投資家自身の品位のためにも、あまり「ボロ株」にこだわることは得策ではないと思います。東証だけでも2000銘柄以上が上場しているのですから、もっと良い銘柄を探す努力をするべきです。

okasan_online at 20:37コメント(0) 
投資情報-ファンダメンタルズ 

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