2011年06月08日

日本株の出来高や売買代金は引き続き低迷が続いていますが、東証1部全体のPBRが1.0倍となるなど、徐々に底堅さが出てくる状況になりつつあります。ただ、株価がこの先上昇トレンドに入るかどうかはまだ分かりません。しかし、一般的には「出来高は株価に先行する」ともいわれており、個別株の出来高の増加を注意深くウオッチする段階に入ってきたかもしれません。

当社の「岡三ネットトレーダー」の「ランキング」では出来高が表示可能ですが、そのなかで、「出来高急増(5日出来高移動平均からの乖離率)」によるランキングは直近の出来高の増加をとらえるために有効です。

RankNK-1

以下は、日経平均採用銘柄の出来高乖離率のランキングです。(他の市場や業種でも絞り込むことができます)


コード銘柄 乖離率(%) 株価(6/8) 前日比(率)
1 9107 川崎船 274.3 264 3(+1.15%)
2 4324 電通 112.4 2,065 -63(-2.96%)
3 9104 商船三井 108.5 415 2(+0.48%)
4 5701 日軽金 101.7 154 3(+1.99%)
5 5232 住友大阪 98.3 204 6(+3.03%)
6 6702 富士通 82.0 437 13(+3.07%)
7 3101 洋紡 76.0 110 -2(-1.79%)
8 2801 キッコマン 68.8 787 -13(-1.63%)
9 4042 東ソー 64.3 311 -5(-1.58%)
10 7261 マツダ 59.3 194 -4(-2.02%)
11 6366 千代化工建 57.0 936 25(+2.74%)
12 8332 横浜銀 55.7 382 5(+1.33%)
13 9001 東武 50.9 307 4(+1.32%)
14 7267 ホンダ 48.7 2,980 -40(-1.32%)
15 9412 スカパーJ 48.5 30,650 -350(-1.13%)
16 5802 住友電工 44.5 1,109 -13(-1.16%)
17 9432 NTT 42.1 3,835 50(+1.32%)
18 9101 郵船 41.4 294 4(+1.38%)
19 6762 TDK 39.4 4,435 100(+2.31%)
20 6361 荏原製 38.3 432 11(+2.61%)
21 8815 東急不 35.9 343 -9(-2.56%)
22 8267 イオン 34.5 893 -10(-1.11%)
23 2282 日ハム 31.8 1,075 -18(-1.65%)
24 6504 富士電機 29.0 241 3(+1.26%)
25 8804 東建物 28.9 270 -4(-1.46%)
26 4208 宇部興 25.6 246 1(+0.41%)
27 5711 三菱マ 21.8 237 2(+0.85%)
28 1963 日揮 20.4 2,240 21(+0.95%)
29 7733 オリンパス 19.6 2,481 44(+1.81%)
30 4004 昭電工 17.8 165 4(+2.48%)

さらに、以下の分析チャートは株価と出来高+出来高テクニカル分析(OBV、VR、VMAO)のグラフを表示しています。ランキングと個別分析チャートを表示して、銘柄分析をしてみてください。底打ち、反転の動きを示しつつある銘柄が見つかると思います。

9107-1

個別チャートの「テクニカルチャート解説」と「岡三ネットトレーダーステップアップ活用術」にもこれらのテクニカル指標の解説や使い方がありますので参考にしてください。(稲田)

「テクニカルチャート解説」
http://trade.okasan-online.rich-direct.jp/chart_help/frame.html
「岡三ネットトレーダーステップアップ活用術」
http://www.okasan-online.co.jp/ont/use/stepup/



okasan_online at 17:06コメント(0) 
投資情報-テクニカル 

2011年06月07日

日経平均株価を含めて相場全体は引き続き調整色を強めており、先行きについても楽観できる状況ではない。外部要因ではNYダウの下落や円高進行など当面調整を続ける可能性もありそうだ。国内要因でも政治混迷が株価の先行き不透明感を強めており、東日本大震災とその後の福島原発の放射能漏れが封じ込められていないことなど、不安材料は目白押しの状態である。

ただ、株価には「値ごろ感」というものがある。株価は需給で成り立っており、ある妥当なレベルまで下がると不思議と買いものが増加し、底打ち反転の動きとなってくることが多い。そして、この「値ごろ感」が出てくる株価水準はPBR1.0倍と言われているのだ。(PBR=株価純資産倍率、企業のファンダメンタルズ面から株価を判断する指標の一つであり、PBRが1.0倍の時、株価は企業の解散価値に等しいとされる)現在の東証1部のPBR(実績)はちょうど1.0倍となっており、マーケット全体の指数はそろそろ「値ごろ感」が出てくる水準にまで低下しつつある。

「岡三ネットトレーダープレミアム」の「ランキング」ではPBRの低い順などのランキングを表示することができるので、これらを活用していただきたい。

TeiPBR

一般的には、ただPBRが低いからといって投資対象となるわけではない。PBRが低いのは単純に株価がマーケットの動きに連動して下がっただけでなく、個別要因で低い場合もあるので注意が必要だ。「岡三ネットトレーダープレミアム」では単純な低PBRランキングだけでなく、市場別や業種別で絞ることが可能であるので、より有効に利用することが可能となっている。
例えば、市場を日経平均採用に限れば、低PBRのなかでもより投資可能な銘柄を発掘することが可能である。以下は日経平均採用銘柄の低PBRランキングである。



コード 銘柄名 PBR (倍) 株価(6/7) 前日比(率)
1 9501 東電力 0.21 214 7(+3.38%)
2 8303 新生銀 0.41 82 -1(-1.20%)
3 3893 日本紙 0.44 1,552 -13(-0.83%)
4 8308 りそなHD 0.45 345 0(0.00%)
5 8354 ふくおか 0.45 305 1(+0.33%)
6 8803 平和不 0.45 164 -1(-0.61%)
7 5901 洋缶 0.46 1,191 -1(-0.08%)
8 8804 東建物 0.46 273 -4(-1.44%)
9 9502 中部電力 0.51 1,153 23(+2.04%)
10 3086 Jフロント 0.52 317 3(+0.96%)
11 3864 三菱紙 0.52 74 -1(-1.33%)
12 6767 ミツミ電 0.52 837 6(+0.72%)
13 2768 双日 0.53 143 2(+1.42%)
14 8606 みずほ証 0.54 177 0(0.00%)
15 6701 NEC 0.55 165 5(+3.13%)
16 8233 高島屋 0.55 497 -1(-0.20%)
17 4041 日本曹 0.56 301 3(+1.01%)
18 7911 凸版印 0.56 591 1(+0.17%)
19 8270 ユニー 0.56 679 -4(-0.59%)
20 8306 三菱UFJ 0.56 358 -1(-0.28%)
21 9412 スカパーJ 0.59 31,100 150(+0.48%)
22 8411 みずほ 0.60 122 1(+0.83%)
23 8252 丸井G 0.61 547 0(0.00%)
24 8253 クレセゾン 0.61 1,196 43(+3.73%)
25 9681 東京ドーム 0.61 157 -1(-0.63%)
26 8316 三井住友 0.62 2,271 2(+0.09%)
27 9503 関西電力 0.62 1,228 26(+2.16%)
28 8309 三住トラスト 0.64 253 -2(-0.78%)
29 5232 住友大阪 0.66 200 0(0.00%)
30 7912 大日印 0.66 871 3(+0.35%)
31 1721 コムシスHD 0.67 751 7(+0.94%)
32 3865 北越紀州 0.67 444 -2(-0.45%)
33 5715 古河機金 0.67 79 2(+2.60%)
34 5803 フジクラ 0.67 335 -3(-0.89%)
35 8601 大和証G 0.67 326 2(+0.62%)
36 4183 三井化学 0.68 261 3(+1.16%)
37 4901 富士フイルム 0.68 2,301 7(+0.31%)
38 7752 リコー 0.68 860 9(+1.06%)
39 9107 川崎船 0.68 261 1(+0.38%)
40 9432 NTT 0.68 3,785 -10(-0.26%)
41 1928 積水ハウス 0.69 762 2(+0.26%)
42 3099 ミツコシイセタン 0.69 708 -3(-0.42%)
43 8332 横浜銀 0.69 378 2(+0.53%)
44 8604 野村 0.69 394 3(+0.77%)
45 8725 MS&AD 0.69 1,825 42(+2.36%)
46 8331 千葉銀 0.70 483 3(+0.63%)
47 7951 ヤマハ 0.71 882 8(+0.92%)
48 9062 日通 0.71 311 -3(-0.96%)
49 9101 郵船 0.71 291 2(+0.69%)
50 1801 大成建 0.72 186 3(+1.64%)

1位の東電力など電力銘柄は今回の大震災の影響から先行きが非常に不透明であることから投資対象としては問題がありそうだ。こうした個別状況を確認するためには、低PBR順に「分析ナビ」などで、株価の動きやレーティング、業績動向などをチェックして投資対象を選別することをお勧めしたい。(稲田)


okasan_online at 16:30コメント(0) 
投資情報-ファンダメンタルズ 

2011年04月21日

岡三オンライントレーダーズをご愛顧たまわりまことにありがとうございます。

昨年3月にブログをスタート以来、約1年が経過いたしました。ここまで続けてこられたのもこのブログをご覧いただいている投資家のおかげと感謝申しあげます。


ブログのスタート時点は当社(岡三オンライン証券)の主力となっていただいているアクティブ投資家の方に対してどのような情報が必要かを吟味し、当社の主力トレーディングツールである「岡三ネットトレーダーシリーズ」の使い方やテクニカル分析、さらには投資心理などについて毎日紹介させていただきました。


その後、徐々にマーケットの分析をスタート、現在は朝方に、当社内の出来高・売買高ランキング、NY動向を加味した本日の投資戦略を掲載しています。また、前場と後場には岡三証券提供のマーケットコメントを掲載し、さらに先週からは投資テーマを不定期ながら紹介しています。株式投資には個別銘柄の紹介が不可欠であると考えており、出来るだけお客さまに様々な個別株情報を今後もお知らせしていきたいと考えています。


ただ、ブログで個別株を紹介するのは限度があります。当社の口座をお持ちのお客さまにはさらに詳細な情報を、ログイン後の岡三レーティング情報、岡三証券投資情報などでご覧いただけるようになっていますので、総合的に日本株情報をご覧になりたい方はぜひ当社の口座開設をお願いいたします。口座をお持ちのお客さまには週刊「岡三オンラインマガジン」も毎金曜日に発行していますので、こちらもよろしくお願いいたします。


また、当社のWebサイトトップページでは「岡三オンライントレーダーズ」だけでなく、「力也のFX道場」「吉田恒のFXの真実」などの当社公式ブログを簡単に閲覧することができるようになっています。さらには、岡三証券投資情報のポイント紹介やこのたび正式リリースとなった「おかさん on ついったー(Twitter)」などの最新情報も見やすく配置されていますので、こちらもぜひご覧ください。


今後の情報発信では、Webサイトを中心として、ブログ、Twitterなどソーシャルネットワークコミュニケーションを駆使して、オンライン証券ならではの情報提供を進めていきたいと考えていますので、今後とも、「岡三オンライントレーダーズ」および岡三オンライン証券をよろしくお願い申しあげます。


当ブログ管理責任者兼日本株関連のオリジナル情報担当者
岡三オンライン証券 エクイティ事業部 稲田 弘文




okasan_online at 18:00コメント(0) 
その他 

2011年03月05日

上場企業の約75%は3月が決算期になります。東証統計月報によると、昨年3月の決算会社数は1576社ですから、今年の3月も同じレベルの企業が3月決算を迎えることになると思われます。

Kessan
 
そして決算期といえば、配当株主優待です。
配当は企業が得た利益の一部を株主に還元するために、年に1、2回程度株主に支払われるお金のことであり、株主優待は一般的に自社の商品、施設、また貰って困らない「お米」や「商品券」「ギフトカード」などを配布してくれるものです。両方とも株主にとっては投資をするうえでの楽しみの一つとなります。

そして、3月決算企業の場合、この配当や株主優待を受け取る権利は3月の権利付最終売買日3月28日(月)に株式を保有していれば良いのです。この日に株を保有していれば権利確定日前に売却をしても配当や株主優待をもらうことが可能なのです。

ただ、注意していただきたいのは、配当の支払いだけを考えると、株主の利益には中立です。つまり、基本的に株価は配当落ち日にはその配当分だけ下がるのが原則です。権利落ち日の前は株価に配当予定分の現金が加わっているのですが、権利落ち日以降に株を買った人は、この現金は他の誰かのものになることが決まっているのでその分がちょうど割り引かれます。つまり配当をもらう株主は、配当では得するが、株価の下落で損するので差し引きゼロとなります。ただ、実際は配当落ち日の株価はその日の相場状況によってどのようになるかは分からない部分もあります。ここのところは、注意するべきポイントになると思われます。

配当利回り(配当/株価)のランキングや株主優待の情報などは当社の「岡三ネットトレーダープレミアム」で見ることが可能性ですので、ぜひ投資の参考になさっていただけたらと思います。

さらにもう一つ当社が取り扱っている「くりっく株365」の日経225証拠金取引についても株式同様の配当金受取があります。そして、基本的な考え方は株式の配当と同じですので非常に分かりやすいところがメリットです。

KK365

「くりっく株365」の詳細については当社のWebサイトをご覧いただきたいのですが、日経証拠金取引はデリバティブ商品ですので、売買単位1枚(指数の100倍)を約3万円の証拠金で売買することが可能です。日経平均株価の3月末配当落ち分は80~90円前後であり、売買単位を考慮すると3万円の証拠金で約8000~9000円の配当金が権利確定翌日に手に入ることになります。

もちろん、配当分は株価指数の下落で相殺されるはずなので、投資家にとっては中立要因ではあります。ただ、現物の株価が配当取りの動きでにぎわう可能性があることから、日本株取引をやっておられる投資家も「くりっく株365」を投資対象の一つとして考えていただくと投資のチャンスが増える可能性があります。

当社では、日本株取引以外にも、先物・オプション取引、FX(為替証拠金取引)「岡三オンラインFX(取引所FX「くりっく365」)、岡三アクティブFX(店頭FX)などの投資商品を取り扱っています「くりっく株365」はその中でも、日本株投資を行っておられる投資家に分かりやすいデリバティブ商品となっていますので、純粋な投資はもちろんのこと、ヘッジなどにもうまくご利用いただくと投資の幅が広がる可能性があります。



okasan_online at 09:00コメント(0) 
投資情報-ファンダメンタルズ 

2011年01月27日

よく、トレードで楽々簡単に儲かるような宣伝のキャッチフレーズをみることがありますが、これはお金を儲ける近道ではなく、お金を失う近道かもしれません。

実際、トレーダーとして成功するために、努力や広範囲な専門的な知識が不可欠であることはまだ一般的には認識されていないと思われます。そこで今回はトレーダーとして成功するために不可欠なガイドラインを示してみたいと思います。

(1)最初は様々な分野のトレードを試してみる
 いろいろなトレードを経験して、今後情熱を持って継続することができそうな分野を見極める必要があります。

(2)本やセミナーなどで情報収集をする
 関連の本や雑誌を読んだり、セミナー(Webセミナーも含む)で基礎知識や成功例などを知識として吸収する必要があります。

(3)トレードシステムとトレード分析のプランを立てる
 最も大事なトレードシステム構築を行います。

(4)トレードシステムを検証する
 ルールに従うためには、検証を行い自信をもって行う必要があります。

(5)自分の心理を評価する
 ルールに従うときの自分の心理状態と阻害要因を考えておく必要があります。

(6)一貫して自分のトレードシステムのルールを守る
 このことは、確実に守る必要があります。もし、守れなければその後のトレードシステムの評価や分析ができなくなる可能性があります。

(7)定期的に見直す
 期限を決めて相場に合わせて調整する必要があります。

 トレードで生き残っていくには、トレードが非常に競争の激しい世界であるとの認識が必要だと思います。そのためには、ビジネスとしてトレードに取り組み、適切なビジネスプランが必要ではないでしょうか。特に、リスクに対するノウハウが他の職業以上に不可欠だと思います。

okasan_online at 20:00コメント(0) 
投資情報-投資心理 

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