2010年04月02日

株価売買強度分析を知っていますか?「岡三ネットトレーダープレミアム」(以下プレミアム)では投資情報→銘柄情報の中の「板(大)」及び「板(中)」「強度」を見ることができます。

今回はこの分析データの計算方法と利用方法について解説していきます。この株価売買強度はアクティブ投資家=デイトレーダーにとって有益な情報になると思いますので、理解した上でうまく使いこなしてください。

板大
 
株価売買強度は出来高を使った分析です。簡単な見方としては、赤グラフが大きければ買い(買付強度)が強く、緑グラフが大きければ売り(売付強度)が強いということを表しています。合計で100%なので、50%が中立です。上の例では買付強度55.96%、売付強度44.04%です。買付強度が50%より大きいので、本日寄付からの状況としては、買い圧力の方が売り圧力よりは強かったということになります。

 計算方法ですが、まず買約定数と売約定数が必要です。買約定数とは売板に並べられた売気配値が買いによって約定された株数の合計です。上の例では1,143円の売気配にある1,200株が約定したときに1,200株が買約定数に加えられます。取引開始時から合計するのですが、寄付の板寄せなどはカウントしません。売約定数は買約定数の真逆の取引になります。従って、買約定数と売約定数は異なるうえ、この二つを合計しても通常の出来高とは異なる数字(必ず出来高よりは小さくなります)となります。

計算方法は、

 買付強度=買約定数/(買約定数+売約定数)×100

 売付強度=売約定数/(買約定数+売約定数)×100 

当然のことながら、買付強度+売付強度=100%です。

トレードへの利用方法ですが、

(1)素直に買付強度50%以上は買いエントリーのタイミングを探り、売付強度50%以上は売エントリーのタイミングを探る。特に、数字が上昇傾向にある場合は順張りでの投資を考えてみる

(2)買付強度、売付強度がかなり高い場合はそろそろ天井もしくは底打ちの可能性を考えて、逆バリでの投資を考えてみる。

(3)株価が一時的に下落傾向にあっでも買付強度が50%以上であれば買いの勢いはまだ衰えていない可能性があると見て、押し目買いを検討する。その逆の場合は戻り売りを検討する。

さらに、直近の株価の動きや当社独自の価格別出来高、各種テクニカル分析などを加味していけば、エントリーの精度上昇が期待されます
岡三ネットトレーダースタンダード」でも「板(大)」で同様の情報を見ることができます。一方、「岡三ネットトレーダーライト」については「強度」情報を見ることはできないのですが、株価ボードの中に売約定数と買約定数のデータがあります。

株価ボード約定数

単純に、売約定数と買約定数を比べて、買約定数が多ければ買付強度は50%以上ですので、このデータである程度の代替は可能です。このデータに関しては株価ボード共通ですので、プレミアム、スタンダード、ライトで表示することができます。

さらに、もし岡三RSSを利用することができれば、EXCELで以下のような情報を表示することが可能です。先日紹介した日経平均リアルタイム株価の計算に日経平均採用225銘柄を使っているので、そのデータを利用して出来高、売約定数、買約定数をリアルタイムで表示し、売付強度と買付強度を計算しています。また、売付強度50%以上は緑色、買付強度50%以上は赤色で表示、さらに緑と赤の銘柄数(合計で225銘柄)を表示してあります。
サンプルファイルは以下にありますので、ご利用の際は以下からダウンロードをお願いします。

岡三RSSのダウンロード、インストールはこちら

RSSインストール

リアルタイム日経平均算出+株価売買強度分析EXCELファイルはこちら

RSS強度EXCEL



okasan_online at 00:05コメント(5) 
岡三ネットトレーダー 強度分析 

2010年04月01日

現在以下の記事の動画を掲載中です!

操作画像中心ですので、解説等の音声は入っていませんが、音楽等が入っている場合がありますので、音量にはお気をつけください。

お客さまの質問にお答えいたします-2

岡三ネットトレーダーライトを入れてみよう

連結モードで開く

決算発表を監視して、波にのる

ご注意)動画の画面上に表示された個別銘柄は操作の説明上表示しているものであり、これらの銘柄の売買をいっさい推奨するものではありません。

okasan_online at 13:32コメント(0) 
その他 

2010年04月01日

「岡三ネットトレーダーライト」(以下ライト)の画面作成のときに株価ボードを起動しましたが、株価ボードは非常に重要なツールですので、詳細に解説します。

まず、画面です。全画面で表示しています。
株価ボード画面

かなりの情報が表示できていると思います。リストは20作成可能で、1つのリストに100銘柄、合計2,000銘柄も登録することができます。また、「ポジション銘柄」のタブには保有している銘柄が自動で登録されます。上記の例ではリストはポジション銘柄を加えて12ほど登録されています。

「岡三ネットトレーダー」では全てのシリーズで株価ボードの登録データが共有されているので、ライトで登録すれば、プレミアム、スタンダードはもちろん、モバイルでも利用することが可能です。

 それでは、株価ボードの作り方をご説明します。まずは、登録方法です。最初にリストの作り方から。登録銘柄リスト設定をクリックすると以下の項目が表示されます。
株価ボードリスト

追加、削除、名称変更ができます。基本的には追加して、名称変更してください。例えば、日経225銘柄を登録してみましょう。1リストで100銘柄が上限ですので、75銘柄ずつ登録します。リスト名は例えば「NK225-1」「NK225-2」「NK225-3」としてください。

リストができたら、登録銘柄設定をクリックすると、以下の項目が表示されます。
株価ボード一括
ここで非常に重要なポイントがあります。単純にコード表の中にコード番号を一つずつ入れることもできるのですが、この労力は計り知れません。225銘柄のコードを打ち込むのははっきりいって面倒です。ましてや2,000銘柄のコードを打ち込むのは非常に大変です。そこで、まず225銘柄ならコード番号をネットから見つけてください。というか、以下に私が使っているコードを登録しておきますのでご利用ください。

NK225-1.txt

NK225-2.txt

NK225-3.txt

これらのファイルをメモ帳で開いてください。そして、縦に並んだコード番号をコピーしてください。
株価ボードメモ帳
 
次に、株価ボードで一括登録を選択してください。そこにペースト(Ctrl+V)してください。OKを押せば一気に75銘柄が登録できるはずです。この作業を一括登録のところでコード番号を手入力することも可能ですが、もし間違ったコードを入力してOKを押してエラーが出てしますと、また最初からやり直しになってしまいます。自分の監視銘柄や特選銘柄を登録する場合、それまでの作業を無駄にしないためにも、まずメモ帳にコード番号を縦に入力してから一括登録してください
株価ボード一括登録

また、この方法を覚えていただけると、私からお知らせするランキング銘柄(好業績銘柄や円高・円安関連など様々なランキングリストを考えています)を簡単に登録することができますので、その後のトレードに活かしていただけると思います。



okasan_online at 10:30コメント(7) 
岡三ネットトレーダー 株価ボード 

2010年03月31日

今回、当社のHP上で公開している情報はレーティングの変更です。それでは何故この情報が重要なのでしょうか?
ロイター
naviグラフ

株価は現状のファンダメンタルズはもちろんですが、将来のファンダメンタルズにより強く反応すると言われています。アナリストは様々な情報から分析する会社の将来を予測し、これまでの株価の動きを勘案してレーティングを付けるのが普通です。

つまり、レーティングを変更させたということは、「将来のファンダメンタルズがこれまでの期待を上回っている(下回っている)」か「ファンダメンタルの変化以上に株価が大きく変化した」ことによって、レーティングを変更すると思われます。また、一人のアナリストの予想だけでは信憑性は少ないと思われますが、数人(大体5人以上)であれば、その企業の評価の信憑性は高いといえるでしょう。

従って、このレーティング変更は株価にとって影響力ある情報だといえるわけです。しかし、一般的にはこのレーティング変更が行われると即座に株価に織り込まれる場合が多く、個人投資家にとってはこのレーティング変更だけで、銘柄を選択するのは危険です。

それでは、このレーティング情報をどのよう投資に生かせば良いのでしょうか?結論的にはレーティング変更をきっかけとして、当社の「企業分析ナビ」とテクニカル分析を含めた株価を良くチェックして頂いて、適切なタイミングで投資をすることをお勧めします。

「じゃあ適切なタイミングっていった何なの?」との意見があるかと思います。当然です。

しかし、その答えは一つではありません。ただ、当社の「岡三ネットトレーダー」にはこの投資タイミングを考える上で有用な情報を見ることができる様になっています。「岡三ネットトレーダー」を解説することによって、今後その答えを導き出せるプロセスを順次ご紹介したいと考えています。


okasan_online at 19:00コメント(0) 
投資情報-ファンダメンタルズ | 岡三ネットトレーダー 企業分析ナビ

2010年03月31日

手数料。もちろん、当社は投資家の皆様からこの手数料を頂いて営業を行っています。逆に、投資家の皆様からすれば、手数料はコストになります。特に、株式に関しては、どの証券会社で買おうと結局は同じものを買うわけですから、安いにこしたことはありません。例えば、デイトレーダーの方は基本的に毎日株式の売買を行うわけですから、手数料は馬鹿になりません。そして、この手数料体系はオンライン証券各社によって異なっていますので、デイトレーダーの方々にかなり分かりにくくなっていることも事実だと思います。一般的に手数料は現物取引」か「信用取引」か、「1注文当り」か「1日の約定代金合計当りかによって異なっています。一般的には、この2×2の4通りの手数料体系になる場合が多いようです。
手数料

オンライン証券各社によって、「1注文当り」のみ、「1日の約定代金合計当り」のみの場合もあります。「信用取引」は「現物取引」に比べて投資金額の3倍もの取引ができるうえ、信用売りも行えるのでデイトレーダーの方には非常にメリットが大きいと思います。ただ、ここで注意していただきたいのは「信用取引」の場合は手数料に加えて、約定金額に比例して金利がかかってくることです。「信用取引」の方が、「現物取引」よりも手数料が安い場合が多いのはこの金利が影響しています。「信用取引」をする場合はこの金利にも注意を払う必要があります。私は初めて「信用取引」をしたときにこの金利を実感した記憶があります。また、この金利についても各社によって異なっているので確認する必要があります。

当社の現在(2010年3月31日現在)の手数料体系で計算してみましょう。

1,000円の株を1,000株購入する場合を考えてみます。
1,000円×1,000株=100万円(約定代金)となります。

まず、現物取引ですが、約定代金が100万円ですので手数料は639円です。
一方、信用取引なら、360円です。ここに信用金利というコストが加わります。当社の信用金利は2.8%ですので、100万円×2.8%÷365=77円(1日分概算) 360円+77円=437円となり、信用取引のほうが安くなります。

単純な買いの場合
現物取引1注文当り           639円
信用取引1注文当り 360円+77円=437円

ただ、信用金利は毎日掛かりますので、4日も持てば現物手数料を上回ってしまいます。従って、長く保有する場合はこの信用金利を常に意識する必要があります。もし、現金があれば、現引きが可能ですので、購入した日の取引時間内に現引きすれば437円で済みます。また、その日の夜に現引きした場合は360円+77円×2日分=514円となり、現物取引手数料よりは安くなります。(正確には日数は新規建受渡日から決済受渡日までの両端ですので、この間に休みが入ると金利は増えます。また、場合によっては管理費、名義書換料がかかる場合もあります)
次に、デイトレードの場合を考えてみます。
約定代金は100万円×2(買いと売り)=200万円です。

デイトレードの場合
現物取引1注文当り           639円×2=1,278円
現物取引1日約定代金合計当り           1,200円
信用取引1注文当り       360円×2+77円=797円
信用取引1日約定代金合計当り 900円+77円=977円

となります。ただ、約定代金が200万円と同じでも1日に株価500円の2銘柄をデイトレードした場合は「1日約定代金合計当り」の手数料は変わりませんが、「1注文当り」の手数料はほぼ2倍になってしまいます。
 結局、自分の投資スタイルと手数料体系を考えていく必要があるのですが、単純に言えば、(1)デイトレードでは「信用取引」が有利、(2)1日の取引回数が多ければ「1日約定代金合計当り」を選択する方が有利、ということになります。つまり、デイトレードを主体とする場合は、資金効率や売りも買いもできること、さらにはチャンスを増やすためにも「信用取引」「1日約定代金合計当り」(当社で言うと信用取引定額プラン)が一つの選択肢となります。もし、優遇手数料(プラチナ)の権利を持っていればさらに有利な手数料で株式を売買することが可能です。

現物手数料について

信用手数料について



okasan_online at 12:00コメント(0) 
投資情報-手数料 

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