2010年05月13日

もし、「投資の達人」になりたいのならば、以下の8カ条について自問自答してみる必要があります。

(1)きちんと損切りができる

(2)誤発注、発注忘れはない

(3)規律がある

(4)自分は自分。他人は他人

(5)損した要因は自分にある

(6)日々投資の研究を続ける

(7)資産管理ができる

(8)目的と目標が明確にある


(1)きちんと損切りができる
これまで何度も説明してきましたが、重要なことなので、何度でも言います。また、損切りの実行に関しては、ザラ場を見ることができる方は良いのですが、そうでない方は特殊注文や携帯での株価チェック、注文などが必要です。使い方の詳細は後日行いますが、「銘柄アラート」などを使って携帯にメールがくるようにすることもできます。

(2)誤発注、発注忘れはない
誤発注は問題外ですが、損失に対する恐怖でエントリーできない場合も発注忘れに入ります。できるだけ淡々と機械的に行う必要があります。

(3)規律がある
以前解説した「トレードシステム」に加えて「資金管理」に関しても規律が必要です。特に、信用取引や先物、FXなどは自分の資産以上の取引が可能であるため、しっかりとした資金管理をしないとすぐに破綻してしまいます。一般的には、投資資金の5%以上が一気に失われることは避けなければなりません。一回の損失金額でいくらまでと決めることもできますロスカットはもちろん、レバレッジにも十分注意が必要です。

(4)自分は自分。他人は他人
他の方のブログなどを参考にするのは良いのですが、その方とは資金の額や資金の性格が異なります。他人と比べるくらいなら、昨日の自分と比べましょう。今日の自分は昨日の自分よりも少しでも進化していなければなりません。

(5)損した要因は自分にある
本当の敵は他人でもなければ、相場でもありません。損した要因は全て自分の内面の問題です。どうして、そのようなことになったのか?今回の損から何が学べるのか?などを考えてください。逆に儲かった場合はただ幸運だっただけです。その幸運に感謝しましょう。そうすれば、明日の自分は今日の自分より確実に進化します。

(6)日々投資の研究を続ける
「永遠に生きると思って学び、明日死ぬと思いって生きよ!」です。投資の研究には終りはありません。

(7)資産管理ができる
規律のところで解説しましたが、投資の勝ち負けは避けられませんが、投資資金が無くなったら、即退場になります。規律を作って必ず守ってください。

(8)目的と目標が明確にある
例えば

「目的」 プロトレーダーになること、資産を???円にすること(具体的な数字)

「目標」 規律を決め、それを守ること(トレードシステム、資金管理)
などです。

さらに、目的と目標を明確にした後は、

1.目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する

2.目標を達成するまで、その実行を中止しない

ことが、重要です。


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投資情報-投資心理 

2010年05月12日

今回はトレンド系のエンベロープについて解説します。このテクニカル分析は私はそれほど名前を聞いたことはなかったのですが、基本的には移動平均線との乖離率をバンド幅として表示しているものです。エンベロープは「包む」という意味です。「由来」と「概要」に関しては前回ご紹介した「テクニカルチャート解説」をご覧ください。右の「リンク集」からご覧いただけます。

ポイントはボリンジャーバンドと異なり、バンド幅が一定だということです。

つまり、移動平均に対して何%の乖離率とするかによって違いがでるわけです。一般的には日足をベースとした場合、25日移動平均(約1カ月)に対して5%乖離もしくは10%乖離が用いられます。エンベロープもボリンジャーバンドと同様に「逆張り」投資、「順張り」投資のどちらにも使うことができます。将来のことは分かりませんが、株価がレンジ内の動きの場合は「逆張り」、株価がトレンドを持っている場合は「順張り」が有効です。銘柄によって異なりますが、乖離率は「逆張り」では大きめに、「順張り」では小さめにした方がエントリーの回数は適切になると思います。

ご注意)画面上に表示された画像に表示される個別銘柄は操作の説明上表示しているものであり、これらの銘柄の売買をいっさい推奨するものではありません。
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「岡三ネットトレーダー」ではパラメータとして、移動平均の算出期間と乖離率(Shift)を自由に変更できます。グラフ上でパラメーターを連続的に変更すると、エンベロープの変化がよく分かるので、お試しください。
さらに、売買サインとして、「上値を上抜けまたは下値を下抜け」=「順張り」の表示がグラフの上に出てきます。パラメータを変更することによって売買サインも変化しますので参考にしてください。

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また、同じグラフ上にボリンジャーバンドも表示することができます。算出期間を同じにすれば、双方のテクニカル分析の特徴がより現れてくると思います。「分析チャート」を表示しリンクさせておいて、「株価ボード」で選択すれば、株価チャートを連続して見ることができます。

何度も同じことを言っていますが、まず各テクニカル分析の特徴をよく理解して、検証したうえでその投資対象に対して有効性がある(エッジがある)ことを確認した後、自分のトレードシステムに組み込んで利用してください。その際、ロスカットだけは厳格に守ってください。長く相場で生き残るためにはロスカットは非常に大事です。



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投資情報-テクニカル | 岡三ネットトレーダー チャート

2010年05月11日

今回のギリシャ危機を受けた世界同時株安の影響は、日本株に関しては「岡三証券の日本株の今後の見通し」にあったように、とりあえず200日移動平均線で一旦止まった感があります。株価の上昇と下降は今までに何度も繰り返されてることです。ただ、今回の株安で経験したことはできるだけ次の機会に活かせるようにしたいものです。

NK2250510

と言うわけで、自分のトレードルールは必ず守る。その中で、ロスカットの方法と水準を決めておき、必ず実行する。さらに、いつ何が起きてもいいような、資金配分とポジションを持つ、などをもう一度考える良い機会となると思います。

以下に、今回の株安の経験を生かすために参考となる「格言」をピックアップしてみました。


失敗の損失を悔やむなその反省から大きな幸が生まれる

失敗は成功の母といわれるように、失敗をして後悔するのは当然ですが、なぜ失敗したかを振り返って考えてみれば、次回の成功のもとを探すことも可能となります。失敗したことからこそ、貴重な教訓を見出すことができると思います。


売りは迅速、買いは悠然

下げ相場というのは一般的には一気に進むものであり、ためらっているとその相場は終わってしまいます。一方、上げ相場というものは日柄をかけてジックリと上昇するものであり、「初押し買うべし」とたとえられているように、買い場は数度に渡って訪れるものです。相場の上下動の原則の機微をとらえている言葉です。

利食い急ぐな、損急げ

上昇相場の時には、一時的に下がっても含み益があるので、あわてて切る必要はありません。つまり、利食いは急ぐことはないのです。しかし、損をしているのに「もう少し待てば上がるかも」、「買った値段まで上がるのを待とう」として切るチャンスを失うのはおろかなことです。損切りは素早く。間違ったと思ったらスッパリ切る勇気を持つべきです。


相場は勝ち負けではない

一般のギャンブルと違って相場は売買という商行為そのものであって、儲けたか損したかはその結果に過ぎません。つまり、ロスカットは損失ではなく商行為におけるコストであるという考え方が重要です。勝った負けたということを考えると勝率にこだわりすぎて本質を見失う懸念があります。


我れ事において後悔せず

宮本武蔵の残した言葉です。ひとたび相場という真剣勝負に臨んだ際には、結果としてそれが失敗に終わったとしても後悔するべきではないという事です。仕掛けた時にそれなりの研究をしていれば後悔しないものです。
 



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投資情報-投資心理 

2010年05月10日

トレードシステムといっても当社の「岡三RSS」を使ったプログラムトレードではなく、かなりアナログ的な概念ですのでお間違えないように。自分が行うトレードにおける手法について曖昧ではなく、より具体的に決めておくことを指します。
項目としては以下の7つになります。

(1)スタイル
(2)マーケット
(3)売買システム
(4)仕掛け
(5)損切り
(6)時間枠
(7)利食い

(1)スタイル
まず、トレードのスタイルを決めます。デイトレードなのか、スイングトレードなのか、中長期投資なのか、などです。デイトレードでもスキャルピングなのか、1日の天底を狙うのかなど、より具体的なスタイルを決める必要があります。ここでは、自分が投資にどれだけの時間を使えるかも重要なポイントになります。ザラ場をみることができなければデイトレードはかなり難しくなるので、その場合は自然とスイングトレードや中長期投資になるかもしれません。また、自分の性格もできれば加味する方が良いと思います。

(2)マーケット
マーケットとは自分が投資する対象(投資商品)のことを意味します。大きくは、株式か、先物か、FXか、といったことです。株式だとしても、流動性の高い銘柄主体なのか、新興市場なのか、何らかのスクリーニングの結果として選別された銘柄なのか、です。もちろん一つに限定する必要はありませんが、自分がどのようなマーケット、銘柄をトレード対象にするかを決める必要があります。

(3)売買システム
「順張り」ブレイクアウトか、「逆張り」リバーサル、もしくはその両方か。さらにはテクニカル分析での「順張り」「逆張り」もあります。どのテクニカル分析をつかうかによって、無数のバリュエーションが存在します。

(4)仕掛け(エントリー)
例えばブレイクアウトだとしても、レジスタンスライン、サポートラインをどれにするのか、30分ブレイクアウトや60分ブレイクアウトはどうするのか、などです。リバーサルやテクニカル分析でもどのような状態となったらエントリーするのかを決めておかなければなりません。

(5)損切り
Tickで決めるのか、金額で決めるのか、時間で決めるのか、損切りの決め方も多々ありますが、ここでの重要なポイントは「決めたポイントで必ず損切りする」ことです。これは非常に重要なポイントですので二度いいます「決めたポイントで必ず損切りしてください」

(6)時間枠
デイトレードであれば、チャートを見るうえでの分足をどれにするかも重要です。足によってテクニカル分析のエントリーポイントは全く異なります。さらには、レンジブレイクアウトの時間や前場引けで決済するかどうかなども決める必要があります。

(7)利食い
最後は利食いですが、これは重要であるうえ、もっとも難しいといわれています。スキャルピングなら1Tcikや2Tickくらいでしょうが、そうでない場合はポジションの半分をまず利食いしておき、残りは利益を伸ばせるだけ伸ばす方法や、レジスタンスラインやサポートライン、テクニカル分析でポイントを決めておいて利食う方法もあります。当社の「岡三ネットトレーダー」ならトレール注文を使うのもひとつの方法です。

以上が、トレーシステムに関する項目です。漫然と頭の中で考えてるのではなく、具体的にノートに書いていくことをお勧めします。そして、できるならそのトレードシステムで過去の株価を使った場合、どのくらいのパフォーマンスが得られたかを検証することも重要です。また、あまり複雑なトレードシステムを作っても自分が守ることができない可能性がありますので、ある程度単純な方が良いと思います。



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投資情報-総合 

2010年05月07日

今回はトレンド系ボリンジャーバンドについて解説します。このテクニカル分析はトレンド系の中でも有名なものですので、多くの人が見ている点でも重要な指標になります。「由来」と「概要」に関しては前回ご紹介した「テクニカルチャート解説」をご覧ください。右の「リンク集」からご覧いただけます。

ポイントは標準偏差という概念です。

ここからは、統計を知っている人は読み飛ばしてください。

(分かりやすい統計の知識)
例えば、以下のような株価が時系列であるとします。
(1)100円→120円→100円→80円→100円
この平均は「合計÷個数=500/5=100円」になります。
また、
(2)100円→150円→100円→50円→100円
この平均も「500/5=100円」と同じです。

しかし、この二つの株価は明らかに違います。(1)より(2)の方が変動が大きいのです。そこで、各株価の平均からの乖離(距離)を計算してその違いを明らかにします。
(1){(100円-100円)+(120円-100円)+(100円-100円)+(100円-80円)+(100円-100円)}/5=8円
(2){(100円-100円)+(150円-100円)+(100円-100円)+(100円-50円)+(100円-100円)}/5=20円}

となり、(2)は(1)より2.5倍も変動が大きいことがわかります。これが標準偏差です。実際は数学の計算式が一般的になる(計算がしやすい)ので、乖離を計算するときに個々のデータから平均を引いた値を二乗をして平均を計算し、平方根(√)を使い標準偏差を計算します。最初の計算では、平均よりも大きいデータは良いのですが、小さいデータはマイナスとなってしまうので合計すると正確な乖離(距離)がでないのです。二乗すればマイナスはプラスになりますので合計できます。その後、√すれば、個々のデータと同じ尺度で比較できるのです。BlogPaint

つまり、「株価の変動が大きければ標準偏差が大きい」ということは、グラフ上には平均から標準偏差(σであらわす)が大きい場合は「-σ~平均~+σ」の幅が広くなり小さい場合はその幅が狭くなるのです。
(ここまで)

さらに、この株価データが正規分布(平均値の付近に集積するようなデータの分布を表した連続的な変数に関する確率分布=受験者全員試験の得点など)に従うとの仮定に基づくと、

「移動平均±σ」内に株価が収まる確率は約68%
「移動平均±2σ」内に株価が収まる確率は約95.4%
「移動平均±3σ」内に株価が収まる確率は約99.7%

となります。つまり、標準偏差の2倍を上下で超える確率は4.6%しかないということです。このことから、二つの投資判断ができます。

(1)ほとんど起こらないことが起きたのだから、この先の株価は少なくとも平均までは戻る可能性が高い。

(2)ほとんど起こらないことが起きたのだから、今回は株価は全く違うステージに入ったかもしれないので、水準を大きく変える可能性がある。

(1)は「逆張り」投資(2)は「順張り」投資になります。また、ボリンジャーバンドをエントリーポイントとしてだけではなく、売却(売りエントリーの場合は買い戻し)ポイントとして利用する方法(例えば3σにタッチしたら取りあえず売却する)もあります。

ご注意)画面上に表示された画像や動画に表示される個別銘柄は操作の説明上表示しているものであり、これらの銘柄の売買をいっさい推奨するものではありません。

BlogPaint



「岡三ネットトレーダー」では平均と標準偏差を計算する期間(パラメータ)を自由に変更できます。グラフ上でパラメーターを連続的に変更すると、ボリンジャーバンドの変化がよく分かるので、お試しください。また、基準線の表示非表示、1σ、2σ、3σの表示非表示も個々にできるようになっています。
さらに、売買サインとして「下値を上抜けまたは上値を下抜け」=「逆張り」の表示がグラフの上に出てきます。パラメータやσ(Deviation)を変更することによって売買サインも変化しますので参考にしてください。日足データで、パラメータ10の時、Deviation1の場合はだましが多くなりますが、Deviation3の場合は売買サインがほとんど出ないので、Deviation2が一番使い勝手がよさそうです。バンド幅が小さい局面からどちらかに大きく動き始めたときはトレンドをもっている場合が多く「順張り」が成功しやすいという見方もあります
「分析チャート」を表示しリンクさせておいて、「株価ボード」で選択すれば、株価チャートを連続して見ることができるので、まずたくさんのボリンジャーバンドを見ることをおすすめします。たくさんみれば何かがみえてくるはずです。



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投資情報-テクニカル | 岡三ネットトレーダー チャート

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