2010年12月09日

スポーツなどの勝負ごとには基本的に試合時間というルールがあります。つまり、試合時間という決められた時間枠で勝敗が決まるのです。試合時間外に何をしても、その勝敗には全く関係がありません。

一方、トレーダーの投資に試合時間というルールは外からは決められていません。もちろん、株式投資なら売買をする時間が決められているので、実際は市場が開いている時間しか取引はできませんが、最近は夕場や24時間取引可能な投資商品もでてきています。ただ、ここでいう試合時間とは、トレーダーがエントリーしてからエグジットするまでの時間のことを指します。もう少し具体的には、デイトレードなのか、スイングトレードなのか、中長期投資なのか、であり、デイトレードなら何があっても当日中にエントリーしてエグジットすることを意味します。

株式投資は利益を得るために行うのですから、本来保有期間を定めていない場合、損失を確定するのが嫌で先送りすることがよくあります。しかし、資金に余裕があればエグジットすべきときに、エグジットせずに保有してしまう場合があるのではないでしょうか。その後、買い値までの戻れば良いのですが、逆に損失が拡大してしまう可能性もあるのです。すべてに勝とうとしてルールを変えてしまうのは、お勧めできません。

トレードは非常に自由度があるため、自分でルールを決めた後、ルールを破ったとしても誰も文句はいいません。しかし、誰も文句をいわれないからといって何度もルールを変更していたら勝負の結果も分からなくなります。勝負は勝ったか負けたかも重要ですが、それ以上にどうして負けたのかを分析し、その後の勝負にその分析結果を生かすことがもっと重要なのです。

そうした意味では、負けたくないために、勝負の結果を出すことを延期すること、また途中からルールを変えてしまうことは、結局勝敗後の分析することができず、トレーダー自身の進歩もなくなってしまうことになります。
自由だからこそ、ルールが必要です。そして、ルールを作ったら必ず守りましょう。もともとデイトレードなどの短期戦略だったポジションを長期戦略に変えるトレーダーが非常に多いと聞きます。トレードという勝負には延長線は無いと肝に銘じておきたいものです。

okasan_online at 20:30コメント(0) 
投資情報-総合 

2010年12月08日

銘柄選定および売り買いのタイミングをはかるうえで、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析をどのように生かすかは重要なポイントです。

銘柄選定に(1)ファンダメンタルズ分析を行った後にテクニカル分析でさらにピックアップする場合と(2)テクニカル分析を行った後にファンダメンタルズ分析でピックアップする場合を考えてみましょう。

(1)ファンダメンタルズ→テクニカル

最初に、ファンダメンタルズ分析で買い銘柄(売り銘柄の場合もあるが、ファンダメンタルズ分析での売り情報は少ない)を探すことになりますが、ニュースや企業業績発表、アナリストレーティング情報で銘柄を選別する場合、株価がすでに動いてしまってから情報を入手することになる場合が多いようです。従って、直近の買い銘柄を選定してからテクニカル分析をしても、割高となり、買い銘柄候補とはならない場合があります。

ファンダメンタルズは短期間ではそれほど変わらないので、ニュースが出た後、すぐに対応するよりも、ある期間経った後にファンダメンタルズが変わらないことを確認した後、テクニカル分析で現状の株価を判断する方が良いかもしれません。

もう一つ、ファンダメンタルズ分析でピックアップした銘柄の流動性が少なく、売り買いが自由にできない場合に問題が発生する可能性もあります。

(2)テクニカル→ファンダメンタルズ

テクニカル分析で買いタイミング(売りタイミングも可能)の銘柄をピックアップして、その後ファンダメンタルズ分析を行う場合の問題点は、ピックアップした銘柄のファンダメンタルズ情報が必ずあるとは限らない点です。テクニカル分析でピックアップしてもファンダメンタルズ情報が古かったり、アナリストのフォローが無かったり、業績の数字程度しか公開情報が無い場合などファンダメンタルズ分析をすることができないこともあります。

また、主力企業などはファンダメンタルズで株価が動くよりはマーケット全般の動きに影響されることが多いと思われます。

さらに、アナリストレーティングなどはネガティブなレーティングを付けることは少なく、テクニカル分析でピックアップしてもファンダメンタルズ分析はあまり役に立たない可能性があります。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を使った場合の問題点などを挙げてきましたが、もし両方の分析手法が融合できた場合の株価パフォーマンスはかなり良くなる可能性が高いと思われますので、うまく活用してください。

岡三レーティング情報などから銘柄をピックアップして、さらに「岡三ネットトレーダープレミアム」の「チャート分析」と「企業分析ナビ」でタイミングをはかる方法は銘柄選定において非常に効率的だと思われます。


当社のWebサイトのログイン後限定ですが、岡三証券の企業調査部の森田アナリスト(ゲーム関連ではトップアナリスト)のWebセミナーを本日より見ることが出来ます。

解説している銘柄は(7974)任天堂です。

ぜひ、ご覧いただきたいと思います。

Webセミナーのお知らせ
http://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/webseminar/2010/2010-12-08/

ログインはコチラ
https://j-trading.okasan-online.co.jp/web/



okasan_online at 20:00コメント(0) 
投資情報-ファンダメンタルズ | 投資情報-テクニカル

2010年12月07日

トレードで利益が出る=勝つことはトレーダーにとってうれしいものです。ところで、あなたは、トレードを始めるとき、勝っている自分と負けている自分のどちらを想像しますか。実は、回答はどちらも想像しない、が正解なのですが、人間であれば何か行動を起こす場合に、期待しないことは非常に不自然です。

そこで、まず、勝っている自分を想像する場合ですが、このトレーダーはある意味危険であり、長く生き残ることは難しいかもしれません。勝っている自分を想像してトレードすることは、当れば気分が良くなるわけですから、気が大きくなる可能性があります。もっと儲けるためにはもっと賭ければ良い、といった考え方に変わっていくことになります。こうして、トレーダーはポジションサイズを大きくしていってしまうのです。もちろん、ポジションが大きければ勝ったときは大きく儲かります。常に勝っていれば、資産がどんどん増えていくことになるはずです。しかし、常に勝つことはあり得ないはずですので、一度の負けで一気に資産を失ってしまう可能性も大きくなるのです。大きく儲かるということは大きく損する可能性も同様にあるということなのです。

もし、早くお金持ちになりたいからトレードサイズを大きくしようと思っているのであれば、早くお金持ちになるよりももっと高い確率で、もっと速いスピードで貧乏になっていく可能性が高いのではないかと思われます。トレードサイズを大きくすることはリスクも大きくなります。そして、リスクが大きくなるということは、利益となる可能性はもちろん、損失の可能性も大きくなるということです。

また、負けている自分を想像する場合ですが、勝っている自分を想像する場合よりは、かなり良い考えだと思います。重要なことは、破産する可能性が非常に低くなることです。ただ、本当にトレードするべきときに、トレードに対して恐怖心を持つことになるかもしれないところはマイナスかもしれません。また、トレードサイズが小さすぎてはあまりトレードをしている意味がなくなる可能性もあります。

本当は、勝ちを期待せず、負けを恐れずに淡々とトレードをするのが一番だと思います。「マーケットを確率で理解して、トレードシステムを確立する」ことは勝ちも負けもどちらも想像しないトレーダーになるということだと思います。

okasan_online at 20:32コメント(0) 
投資情報-投資心理 

2010年12月06日

(5)自分だけのオリジナルレイアウトにカスタマイズ「レイアウト画面」

レイアウト-1

「レイアウト画面」については、過去「カスタム画面を作る」で解説しています。

URLのリンクはコチラ

http://blog-traders.okasan-online.co.jp/archives/51675619.html

「岡三ネットトレーダープレミアム」ではレイアウトを自由に変更できます。スタンダード、ライトではそれほど自由度がないので、レイアウト画面はプレミアムの特長の一つです。

レイアウトの作成方法は若干個性的ですが、慣れると自由にレイアウト画面を作成することができます。また、作成したレイアウトをエクスポート・インポートする機能も備えており、複数使い分けたり、レイアウトファイルを保存、転送することが可能です。

過去の記事の「カスタム画面を作る」ではかなり詳細に「レイアウト画面」のつくりかたを解説しています。動画もありますので、参考になさってください。

また、以下の記事では株式情報画面用のレイアウトファイルとその設定の仕方を動画で解説しています。

http://blog-traders.okasan-online.co.jp/archives/51652072.html



okasan_online at 19:54コメント(0) 
岡三ネットトレーダー 総合・導入 

2010年12月03日

株式投資をしたとき、株価は自分の買い値に対して、上昇したか、下落したか、しかないのですから、勝率は50%となります。

本当でしょうか?

株価が上がるか、下がるかでしかないので確率は1/2、つまり50%ということになります。しかし、ロスカットを入れる場合、その確率は50%よりかなり落ちるのではないかと思います。

エントリーからエグジットまでを一つの投資期間と考えてみたいと思います。単純化するために、1000円の株価を買い、1100円で売ったとすれば、100円分が利益となります。しかし、この利益は買いから売りまでの株価の動きを全く考慮していません。期間が長ければ、1000円の株価が500円となり、その後1100まで戻ることは十分考えられます。もちろん、スイングトレードやデイトレードなど期間が短い場合は1000円が500円になることは無い(1日の値幅制限がある)のですが、その場合はロスカット幅が小さくなるはずです。つまり、結果として利益が出る場合でも、ロスカットを入れると勝率はかなり落ちると思われます。

さらに、株価は上がるか下がるかですが、一般的にはトレンドを持つ場合が多いと思います。もし、現物取引に限定した場合、下がるトレンドが続いている場合は利益を得ることはかなり難しくなります。信用取引で「売り」も「買い」も出来る場合でなくては、こちらも確率は50%を割ってしまうことになります。

つまり、株式投資は売りか買いか、株価は上がるか下がるか、なので勝率が50%だと思うことには無理があるようです。特に、ロスカットを入れる場合、浅めのロスカットにするとかなりの確率でロスカットに引っ掛かってしまい、勝率は極端に落ちてしまう可能性があります。一方で、ロスカットを入れない株式投資は危険すぎます。結果的に勝率は1/2よりも低い可能性が高いのですから、利益が出るときに大きく利益を取りにいく必要があるのです。「損は切って、利は伸ばせ」なのかもしれません。

よく、勝率80%の投資法などというものがありますが、信用するのはかなり危険だと思われます。勝率を追い求めるのではなく、トータルの収益が最も重要なのではないでしょうか。

okasan_online at 20:15コメント(0) 
投資情報-総合 

注意事項

  • 本ブログおよび本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 本ブログおよび本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
  • 本ブログおよび本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
  • 本ブログの掲載情報に関するご質問等にはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
  • 本ブログおよび本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
  • 本ブログおよび本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。
口座開設のご案内
記事検索
twitter