2010年06月01日

当社、岡三オンライン証券ではグループ企業の岡三証券の調査情報をお客さまに提供しています。特に、アナリストが足で稼いだ「岡三レーティング情報」や株式・為替・債券相場について解説している「岡三ウィークリー」など、当社に口座をお持ちのお客さまは岡三証券の独自情報をみることができます。

中長期投資をする場合はもちろん、スイングトレード、デイトレードをする場合でも、個別企業の評価はどのようになっているのか?今後のマーケットをどのようにみたら良いのか?などはつねにチェックしておく必要があります。

そこで、当社が扱っている5大商品(日本株、FX、先物・オプション、中国株、投資信託)の中から「委託会社レポート一覧」を参考にするのはどうでしょうか?この「委託会社レポート一覧」は当社が取り扱っている投資信託の委託会社が自社の投資信託を保有しているお客さま向けに相場の急変時やその投資信託の投資先の状況について随時レポートを出しているものを一覧にしたものです。

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今回、この「委託会社レポート」をお客さまに見やすい形で岡三オンライン証券のホームページ上に公開することになりました。今後も、随時更新をしていきますので、投資の参考にしていただけたらと思います

例えば、現状で公開されている情報としては、インド、ロシア、韓国、ブラジル、欧州などの各地域の状況や国内株式市場の動向などがあります。ネット上や新聞・雑誌などで様々情報が毎日入ってきますが、本当にその情報が自分の投資商品にどのような影響を与える可能性があるのかを知ることはかなりの知識と経験が必要です。そうした意味でも、その業界のプロと言われるファンドマネージャーやアナリストが現状で投資信託を保有している投資家に知らせる必要がある情報を掲載しているはずです。

私は、このような調査のことをハイブリッド調査と呼んでいます。本当に必要な情報をできるだけ偏らないように知ることは非常に重要です。

もちろん、アクティブ投資家の方もすべての資金をデイトレードやスイングトレードに投資するのではなく、ある程度資産の分散投資を行うことも必要なことです。

Toshin

当社の投資信託は顧客満足度を重視した厳選投信というコンセプトで商品をそろえているので、一度のぞいてみていただけたらと思います。

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投資情報-ファンダメンタルズ 

2010年05月31日

逆転の発想といっても、それほど大それたことをしようというわけではありません。ただ単に、チャートを反対にして見ると見え方が変わってくることを考えていただきたかったのです。チャートを印刷して上下を反対にするとか、表示してディスプレイを上下逆にするとか、色々方法があります。しかし、この方法では時間が右から左に流れるので少し見にくいと思います。そういえば、先週発売になったiPadはディスプレイを逆さにすると表示も正しく変換されるので無理かもしれません。
などと、役にもたたない冗談を言っても意味がないので答えを言います。「岡三ネットトレーダー」シリーズの分析チャートではオプションで「逆転表示」を選択することができます
以下は日経平均の逆転表示チャート(日足)です。

NKgykuD

どうですか?どのように感じますか?もちろん、チャートで上下を逆にしても移動平均線自体は変わらないのですが、いつもと雰囲気が違うと思います。このチャートは、短期線が中期線、中長期線、長期線を次々と上抜き、中期線と中長期線とのゴールデンクロスも示現しています。直近の価格は良い押し目が入っています。上に大きなレジスタンスラインがあるので、ここで頭を押さえられる可能性がありますが、もしこれを抜けるとかなりの上値が期待できるかもしれません。一目均衡表で見ても、雲の上エリアにあり、基準線、転換線の関係を見ても典型的な買いゾーンにあります。押し目があったとしても転換線ラインまでのような気がします。

NKgykuDichi

それでは、正しい(いつもの)日経平均の日足チャート(2010年5月28日現在)です。いくらなんでもサポートラインの9050円近辺で止まるはずだと思いませんか?このサポートラインを割った時に売ることができますか?金曜日の株価上昇はさすがに底打ちのシグナルではないかと思いませんか?

NKD

この「逆転表示」は日足だけでなく、どの時間でも見ることができるので、たまには通常のチャートを「逆転表示」させてみてください。もちろん、個別銘柄でも活用できます。
このように考えてみると、投資家は自然に「買い」を主体として考えている場合が多いことがよく分かると思います。買って売るのは問題ないのですが、売って買い戻すのは何か後ろめたい感覚が出てきます。しかし、デイトレードやスイングトレードで利益を上げるためには「買い」だけでなく「売り」を会得しなければ、今回のような相場ではどうしようもなくなります

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投資情報-総合 | 岡三ネットトレーダー チャート

2010年05月28日

アビトラ=アービトラージとは、2つの銘柄の価格の差を使って儲ける手法のことです。
 
例えば、同じ業界の銘柄Aと銘柄Bの株価がだいたい同じように推移してきたとします。この同じかどうかを判定する根拠としてはβ値を使います。いくらβ値が1に近くても、銘柄Aと銘柄Bは異なる銘柄なので、あるときは会社Aの株価のほうが高くなったり、会社Bの株価のほうが高くなったりするはずです。そこで、一方の会社が他方に比べて割高になったときに高いほうを信用売りして安いほうを現物買い(信用買いでも可能)するという形で、仕掛けるわけです。そして、また株価が戻ったときに、信用売りした株を買い戻し、現物買いしていた株を売却します。これがアビトラの基本的な手法です。日本でも昔から行われたていたリスクを抑えた手法で、「さや取り」とか「裁定取引」ともよばれています。
 
この手法では、市場リスクを排除できるのですが、そうそうチャンスがあるわけでもないうえ、信用売りの金利や逆日歩リスクは存在します。そこで、デイトレードでは本格的なアビトラよりは日経225銘柄に限定した「アビトラもどき戦略」をやってみるのはどうでしょうか?

この投資手法を説明します。まず、投資する銘柄は日経225採用銘柄のみです。一般的に225採用銘柄は流動性も高いので、デイトレードに適していると思われる銘柄群です。以前、「株価ボード」に登録していただいたので、まだ残っている方も多いと思います。日経平均は日経225銘柄から算出される指数なので、この二つは連動性が高いはずです。日経平均とのβ値を計算して、その連動性を確認するべきですが、「株価ボード」に表示可能な「対Topix60日 日次β値」でほぼ代用できます

<日経平均と連動性の高い銘柄例>
Sotai
ご注意)画面上に表示された画像の個別銘柄は操作の説明上表示している ものであり、これらの銘柄の売買をいっさい推奨するものではありません。

このうえで、「株価ボード」において日経225銘柄をみると、日経平均が下げているにもかかわらず上昇していたり、逆に日経平均以上に下げている銘柄があると思います。このように日経平均と連動するはずの個別銘柄が乖離した場合に割高な銘柄を売ったり、割安な銘柄を買ったりしてみるのです。本当のアビトラのように両建てするのではないのでリスクは残ります。従って、このリスクはロスカットを入れることにより限定しなければなりません。

もちろん、日経225採用銘柄と日経225先物のアビトラも可能です。日経225先物は株式以上に売り買いがしやすい(個別銘柄のように貸株料もない)のですが、いわゆるデイトレードではあまり複雑な手法を使うよりも単純な方がやりやすいと思います。

さらに、同じ業種での後追い売買も可能です。その業種の主要銘柄を先行指標とみて、その銘柄が大きく上昇しているのにもたついている銘柄があれば、株価の動きをみて上げる兆候があれば買いエントリーするのです。この手法もリスクがあるので、ロスカットは不可欠です
デイトレードでは薄利を積み重ねていかなくてはならないので、このようにギャップを利用する戦術は有効だと思います。投資家の心理はこのようなギャップに揺れ動く可能性が高いと思われます。


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投資情報-総合 

2010年05月27日

今回はトレンド系一目均衡表について解説します。このテクニカル分析は日本で生まれたテクニカル分析です。「由来」と「概要」に関しては以前ご紹介した「テクニカルチャート解説」をご覧ください。右の「リンク集」からご覧いただけます。

一目均衡表は時間を重視し相場は買い方と売り方の均衡が崩れた方向に動くとの考えに基づいて作られています。時間のベースとしては、日足チャートを利用し、日数的には9日26日が利用されます。本来は、この日数には深い意味があるそうですが、ここは先人が検証した結果この数字が最も効果的であるとの結論に達したのだと理解しておきましょう。従って、「岡三ネットトレーダー」ではパラメータを変更できるのですが、基本的には標準のまま使うべきです。また、現状の均衡状態は日足ベースで考える必要があるので、デイトレードで使う場合も単純に分足などで使うのではなく、日足での分析が重要になります。

ご注意)画面上に表示された画像の個別銘柄は操作の説明上表示している ものであり、これらの銘柄の売買をいっさい推奨するものではありません
ichimoku

一目均衡表は基準線転換線先行スパン1先行スパン2遅行スパンから構成されています。そして、これらの値は一目均衡表を見ている人全員が共通で認識できる数字なのでいわゆる節目として機能する場合が多いことが、非常に重要なポイントです。従って、デイトレードで利用する場合は日足ベースでのこれら5つの値を認識(正確には遅行スパンは現在の株価を26日間後ろにずらした数字なので節目としては使えません)し、株価がこれらの水準に近づいた場合にどのようにトレードするかを決めておく、といった使い方が良いと思います。

基準線転換線の位置関係については、概念的には移動平均に似たものだと認識する方が簡単です。いわゆる、ゴールデンクロス、デッドクロスの概念で理解すると分かりやすくなります。

また、2本の先行スパンに囲まれた部分をと呼びますが、26日間先にずらしているので、この雲は株価の先行きを見るうえで重要な概念になります。株価が雲より上にあれば買いゾーン、雲より下なら売りゾーンにあり、雲の中にある場合はどちらになるかまだ分からない混沌とした状態だということです。

ichimoku雲

アニメの空中シーンで何らかの飛行体が上昇するシーンが良く出てきます。雲の中では大きな抵抗があるのですが、それを抜けるとその抵抗が一気に無くなって太陽の光が指すといったシーンをご覧になったことがあると思います。感覚的にはあのようなものだと考えると理解し易いかもしれません。また、雲の上から下降している場合、雲で一旦はじき飛ばされるシーンもよく見ます。つまり、買いゾーンにあれば、雲の上限で一旦反発するかもしれない、売りゾーンにあれば雲の下限で一旦押し戻させるかもしれない、ということをトレードする場合に考えておくと、そのときにどのようにトレードするかの方針が固められます。

もちろん、必ず雲ではじかれるわけでもなく、場合によっては今回の様に一気に抜けてしまうことも、これまた相場であり、一目均衡表の数字も万全ではありません。さらに、一目均衡表は株価のみから計算されている指数であり、26日前との比較を多用しています。このため、26日前の出来高が直近の出来高と比べて少ない場合は数値の意味合いが薄くなります

一目均衡表だけではありませんが、数値のみを使ったテクニカル指標は出来高の概念を使ったテクニカル分析と併用した方がより成功する確率が増すと思います。

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投資情報-テクニカル | 岡三ネットトレーダー チャート

2010年05月26日

デイトレードに必要な基本情報とは(1)株価、(2)出来高、(3)時間(の概念)だと思います。つまり、「いつ」、「いくら」で「どのくらい」の商いが行われたかをという情報がすべての投資情報の大もとになるということです。年初からの「アローヘッド」導入でこれらの基本情報の重要度がさらに増して来ているような気がします。

例えば、「歩み」はこの株価と出来高を時間が新しい順番に表示しているものです。「歩み」を見るだけでも、株価の動き、出来高の動向などからその銘柄の動きをよむことができます。
当社の「岡三ネットトレーダー」の特徴の一つである「強度分析」は直近までその銘柄の出来高において「買い」が強かったのか、「売り」強かったのかを認識することができます。ただ、この「強度分析」の情報も3つの基本情報を加工しているだけのものです。

また、「」は直近の「株価」と「出来高」がどのように動いているかに加えて、将来「買いたい」人と「売りたい」人の注文状況が把握できます。もちろん、注文状況が分かっても「株価」の動きを見通すことはできないのですが、注文が多い価格帯はある程度抵抗ラインとして考えることができます。
また、当社の特徴である「価格帯別出来高」はその日に商いをした投資家の結果ですので、その投資家が決済すると仮定すると「出来高」が大きい「価格」のところは抵抗ラインとして機能する可能性が高いのです。

さらに、人間は数字で見るよりもイメージで見た方が分かりやすいので、「チャート」で見る方がより多くの情報を瞬時に把握できます。過去の株価の動きを時間ごとにグラフィカルに表示しているのが「チャート」です。同じ時間ごとに見ているので、株価の動きの速さやその角度を認識しやすくなります。デイトレードではTickや分足、3分足、5分足などを見ることが多いと思いますが、時間を切り替えることによって見え方が大きく変わるので、これについては注意が必要です。

一般的なテクニカル分析は、これらの基本情報を何らかの手法で加工し、現状分析と将来を見通したいという欲求のために生まれたものです。テクニカル分析はその手法ごとに特徴があり、相場環境によって合う合わないがあります。ただ、あまり数字を加工してしまうとその本質が見えにくくなる可能性が拡大することに注意が必要です。そういった意味で「株価」と「出来高」といった基本情報をしっかり見つめることがデイトレードに不可欠なことだと思います。

デイトレーダーによっては株価の動きのみを監視する人や板情報のみを重要視するなど、これらの基本情報をしっかり認識し経験を積んでいる人ほど成果が出やすいのではないでしょうか。特に、現状のように相場が大きく動いている状況ではこれらの基本情報から瞬時に認知し行動する(注文する)ことが求められます。当社の「岡三ネットトレーダー」にはこのための情報がかなり揃っているのでご活用ください


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プロフィール
石黒 洋一(いしぐろ よういち)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部 次長

石黒洋一

【経歴】
1993年早稲田大学社会科学部卒業後、城南信用金庫、もしもしホットライン(現リライアコミュニケーション)を経て、2006年に岡三オンライン証券入社。

売買データや株価データ等を活用し、個人投資家の投資動向を絡めた独自の投資情報を発信。
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